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ショット巧者の共通点は”体と手元の距離感” PALMAXイベントで小平智がジュニアに伝えたこと「インパクトゾーンが長くなる」

小平智や久常涼、岩井姉妹ら多くのツアープロが使用するグリップメーカー・PALMAXが24日、「PALMAX Professional×Junior」を開催。有望ジュニア4人を招待して小平らトッププロがラウンドを共にした。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2025年12月25日 16時02分

PALMAXのイベントでジュニアがトッププロとラウンドを楽しんだ。プロは上段左から藤井美羽、佐藤心結、小平智、鈴木晃祐(提供写真)
PALMAXのイベントでジュニアがトッププロとラウンドを楽しんだ。プロは上段左から藤井美羽、佐藤心結、小平智、鈴木晃祐(提供写真)

小平智や久常涼、岩井明愛・千怜姉妹ら多くの男女ツアープロが使用するグリップメーカーのPALMAX(パルマックス)は24日、千葉県の麻倉ゴルフ倶楽部で「PALMAX Professional×Junior」を開催。同グリップを使用しているジュニア4人を招待し、小平、鈴木晃祐、佐藤心結、藤井美羽という4人のプロとラウンドを共にした。将来プロを見据えるジュニアたちは、夢のような一日で多くのことを吸収した。

【連続写真】ショット巧者・松山英樹 ダウンスイングで体の遠くから手元が下りてくる

今イベントは日本ジュニアゴルフ協会(JJGA)主催の「PALMAX presents 小平智カップ」の上位者ら、将来有望なジュニアを招待。プロ2人、ジュニア2人の4人一組で、前後半でジュニアを入れ替える。将来プロを目指すジュニアたちは積極的にプロに質問し、プロも全力で真剣に答える光景が見られた。

PALMAXのグリップを長年愛用する米ツアー1勝、国内ツアー8勝の小平は、「僕の名前を使ってジュニアの試合をやってくれるなんて感謝しかないです」としながら、「いつもここでジュニアの子と回ると初心に帰るし、刺激をもらいます。みんな上手すぎて、うらやましい気持ちにもなります。僕は高校時代無名だったので…」。SNSなどでさまざまな情報を収集しているジュニアのレベルの高さに舌を巻いた。

参加ジュニアの石垣龍之介(四日市メリノール学院高3年)は、「ドローとフェードの打ち分けが苦手で、構えで変えるのか、打ち方で変えるか悩んでいて教えてもらいました」。その悩みに小平が一発回答。

「ダウンスイングで腕が縮こまって、手元が体に近くなり、ヘッドが上から鋭角に入ることがありました。ショットが上手い人は手元と体の距離が遠いんです。上から入りすぎると逆球も出やすくなります」。ダウンスイングで手元が体に近づかないように下ろせれば、入射角が鈍角になると説明する。小平だけでなく、タイガー・ウッズ(米国)やローリー・マキロイ(北アイルランド)、松山英樹といったショット力の高い選手の共通点でもあるという。

「インパクトゾーンが長くなってボールを押せます。(ダウンスイングで)タメを早くほどくのではなく、タメを作りながら体の遠くから手元を下ろす感覚です。この動きなら、ドローを打ちたい場合はアドレスで肩のラインを右に向ける、フェードの場合は肩のラインを左に向けるだけで打ち分けられます」と、アドレス時の手元と体の距離が近くならないようにアドバイスをした。

すぐに実践した石垣は「僕、クセでめっちゃ縮こまっちゃうんです。意識をしたらめちゃくちゃつかまったきれいなフェードが打てました」と満面の笑みを浮かべた。

また、今回初参加となった国内女子ツアー1勝の佐藤心結は、自身も高校1年生の頃に畑岡奈紗とラウンドした経験を話し、「その時、間近で見られてすごいなって思っていましたし、奈紗ちゃんみたいになりたいと強く思いました」と高校時代の佐藤の意識を変える貴重な経験になったという。

佐藤心結とラウンドした佐藤小洛(さら、明徳義塾高3年)は、「ショットがキレキレでパターもすごく入るし、さすがレギュラーツアーで戦う選手だなと思いました」と羨望のまなざしを向ける。「転がしのアプローチがあまりイメージ湧かないんです」という悩みに対し、佐藤心結から明確なアドバイスを受けた。

「練習しなきゃって思うとしんどくなるから、アプローチは遊びながらやった方が、引き出しが増える。うまくいく、いかないは別として、いろんなクラブを使って、いろんな打ち方を遊びながらやるといいと思います」と、遊び心をもっていろいろな球種を打つことをオススメした。

伊藤せあら(ルネサンス豊田高2年)は「いろいろとお話を聞けて勉強になりました」。山田龍之介(興国高2年)は「冬の寒い中でもスコアをまとめてくるところは勉強になりました。進路のことも相談できましたし、たくさんお話できて良かったです」。ともにレギュラーツアー出場経験はあるが、試合と違い“プライベート感”のあるラウンドで言葉を交わせる機会を喜んだ。

小平は「自分の名前の付いたジュニアの大会やこうしたジュニアイベントは今後も続けていきたい」と話し、近い将来プロの舞台で一緒に戦うことも願った。

この日の午後は時折雨が降る天候となったが、参加者全員は「グリップは全く滑りませんでした。パルマックスのいいところです」と口をそろえた。悪天候に強さを発揮するグリップだからこそ、ツアープロの間でも使用者が増えているのかもしれない。(文・小高拓)

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