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女子プロゴルファー・菅沼菜々が感嘆した片山晋呉の“絶品チップイン” 「私ならホームラン…」 

菅沼菜々から観た同組の石川遼、片山晋呉のプレーとは?

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2025年4月26日 08時30分

<前澤杯 2日目◇24日◇MZ GOLF CLUB(千葉県)◇6652ヤード・パー70>

石川遼、片山晋呉、そして女子プロの菅沼菜々による異色の組み合わせも注目を集めた、国内男子ツアーの新規大会。初日、2日目を終えた菅沼が、改めてここまでのラウンドを振り返った。

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スコアは『71』とオーバーパーのラウンドとなったが、見せ場はしっかりと作った。491ヤードというタフな8番パー4ではしっかりパーオン。さらに、12番パー5では3打目をピンそばにピタリとつけ、会心のバーディを奪った。随所で女子ツアー通算2勝の力を見せつけ、プレー中、片山から飛んだ『ナイスショット!』の声には、「褒めてもらえてうれしかった」と笑みもこぼれる。

この日、最も観客を沸かせたシーンの一つに、片山のチップインバーディがある。前半最後の18番パー4で、片山のショットはグリーン手前のアゴが高いバンカーにつかまった。ピンまでの距離も近く、“足”も使えないシビアなライからアゴすれすれの低い球でカラーに落とし、そのままカップインしたシーンだ。

観客もどよめいたこの一打を“特等席”で見ていた菅沼は、「私ならホームランしそうなライで…。ほんとうにすごいしか出なかった」と驚嘆。「グリーン周りの技とか、盗めるだけ盗みたくて見ていた」と、ベテランの妙技に目を輝かせた。

さらに石川のプレーについても、改めてその凄さを口にする。「ショートパットをすごく強く打たれていて、参考になる。ラインを消しているのかなと思って、すごく自信があるんだなと思いました」。グリーン上での自信と技術の高さを実感したようだった。

予選カットのない4日間大会は、まだ折り返し。第1ラウンドを終えた際には、「テレビで見ている方々なので、めっちゃ緊張しました」という胸中も吐露していた。2人の存在感に圧倒される形で大会をスタートさせたが、2日目は、「お二方が優しくしてくださったので、初日より緊張せずにできました」と落ち着きを取り戻した。

初日は、緊張からくる焦りで、パターのルーティンが普段より速くなっていたが、その“早めのテンポ”が意外にもフィット。2日目もあえてそのリズムを継続した。しかし、「5~6個、バーディパットを決められたかなという感じなので、悔しい」と、グリーン上に課題が残る一日となった。

「パッティングが決まらな過ぎたので、確率でいえば明日は入ると思う」と楽観的に捉えつつも、「赤字(アンダー)で終えられるように」としっかり目標を見据える。女子選手として男子ツアー史上初のイーブンパーを記録した初日を更新する、史上初のアンダーパーを目指して、残り2日間の戦いに挑む。(文・齊藤啓介)

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