ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

PGA選手に聞いた“90yd以内の打ち分け方”で開眼 吉田泰基が首位浮上「距離感が合っている」

ツアー未勝利の吉田泰基が悲願の初優勝に向け、首位タイで決勝を迎える。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2025年10月4日 08時56分

<バンテリン東海クラシック 2日日◇3日◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知県)◇7300ヤード・パー71>

プロ7年目で初優勝を狙う吉田泰基は、6バーディ・1ボギーの「66」で回り、初日14位から首位に浮上した。

〈写真〉体の回転を最大限に使う! 吉田泰基のスイング

「今週はアイアンショットがいい」と、フェアウェイを捉えれば多くのチャンスを演出できているという。初優勝に向けた課題は、大学の先輩からヒントを得た。

今週は米男子ツアーを主戦場とする、日大の先輩・星野陸也がスポット参戦している。練習日の火曜日に聞いてみた。「50~90ヤード(の距離の打ち分け)はどんな感じで打ってるんですか?」

星野の答えはシンプルで分かりやすかった。「陸也さんは10~90ヤードまで10ヤード刻みの振り幅があって、あとはボールの位置を左右に動かしたり、フェースの開閉をして距離をコントロールしている。僕は3ヤード、5ヤード刻み(の振り幅が)必要だと思っていたのですが、けっこうアバウトなんだと楽に考えられました」。

基本のボール位置はセンターで、距離を少し落としたいときは左にズラし、少し飛ばしたいときは右にズラす。吉田の50ヤードは左腕が地面と平行になる位置までバックスイングを上げて、フォローも同じ幅を出す。ボールが真ん中でフェースがスクエアなら50ヤード、左に2個分ズラせば47ヤード、右に2個分ズラせば53ヤードという具合だ。これにフェースを開くなどを加えれば、スイングのイメージを変えなくても微妙な距離を打ち分けられる。

「今までは距離を意識しすぎて横幅がずれている部分があったけど、85ヤードならば90(ヤード)の振り幅でボールの左に置くだけでいい。アプローチとかバンカーショットも、そういうイメージで緩むことなく打てるのがいいです」

中途半端な距離のタテ距離が合うようになり、パー5の3打目や距離の短いパー4などでは自信を持って打てるようになったという。

首位で決勝ラウンドを迎えるのは2023年「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来、2度目。その時は自己最高の単独2位でフィニッシュした。今季トップ10入りは4回。シードも保持して3年が経過した。「あと2日、いいゴルフをしたい」と初優勝との距離感も合わせにいく。(文・小高拓)

バンテリン東海クラシック 魔の16番パー3をLIVE配信!

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト