国内男子ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープン」3日目がスタートした。福島決戦もいよいよ決勝ラウンドに突入した。
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初日はバーディ合戦となったが、2日目は朝からコースに吹いた風の影響もあり、派手な伸ばしあいとはならなかった。そんななか、スタート7ホールで6つのバーディを奪うなど4ストローク伸ばした池田勇太が、トップタイに浮上。節目となるツアー通算20勝目に向け、最高の位置からのティオフとなった。
ともに最終組で回るのは、小林正則と山岡成稔。山岡は「レギュラーはもちろんチャレンジ(AbemaTVツアー)を通じても初めての最終組です」と語るなど、今大会で躍進を目指す一人。ツアー優勝経験者2人とのラウンドでも気後れないプレーで、上位をキープしたいところだ。
また、その一つ前の組では、前日のベストスコア「67」をマークし、トータル7アンダーまで伸ばした高山忠洋、初のレギュラーツアーでの決勝ラウンドを戦う川上優大、2016年大会王者の時松隆光がプレーする。川上と時松は同じ1993年生まれの同級生。現在賞金ランク1位の時松に対し、川上は「負けたくない。同じようになりたいというよりも、(同世代で活躍している選手よりも)上に行きたい」と強い気持ちで臨む。刺激に満ちたラウンドが、どうスコアに反映されていくかも注目だ。