課題は残すものの、3戦ぶりの予選通過を果たし、まずは一安心。東北のファンの前で4日間プレーできることを喜んだ。「(開幕前日の)水曜日くらいから、『絶対に予選を通ってね』という声をかけられました」と、期待を肌で感じている。それでも、「自分は予選を通ろうと思ってやっているわけではない。今日はスコアには繋がらなかったけど、2位に何打差もつけて優勝できるようなゴルフがしたい」と、目指すのはさらなる高みだ。
「ここから冬までに何試合(大差での優勝が)できるかという事に挑戦したいですね」という言葉で締めくくった石川。今目指すものは、もはや不振からの脱却ではない。(文・間宮輝憲)