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石川遼優勝プレーバック 初メジャータイトル、最年少で10億円突破…【国内男子ツアー丸わかり】

国内男子ツアーが今週の「東建ホームメイトカップ」からいよいよ開幕する。そこで、ツアーを彩る選手たちのデータを様々な観点からチェック。今回は石川遼が挙げた優勝を振り返ってみる。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年3月26日 11時30分

2019年 長嶋茂雄INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント

初日こそ首位タイの滑り出しだったが、その後は単独トップをキープし、最後まで走り抜いた。

最終日、出だしの1番ではラフからチップインバーディ。5番でもチップインバーディを奪い、大歓声を浴びた。9番のパー5では2オンに成功、楽々バーディでさらにボルテージは上がる。後半は手堅いゴルフでリードを守り切り、自身初となる2試合連続優勝を達成。「こんなに早く2勝目を挙げられて幸せ。これからも頑張っていきたい」と喜びのコメントを述べた。

2019年 ゴルフ日本シリーズJTカップ

石川遼がブラッド・ケネディ(オーストラリア)とのプレーオフを制し、その年の3勝目。ツアー史上最年少となる28歳82日での生涯獲得賞金10億円に到達した。

プレーオフは18番パー3での繰り返し。2ホール連続で互いにパーとして迎えたプレーオフ3ホール目、石川はティショットを約3メートルに置く。ケネディが放った長い距離のバーディパットは決まらず、それを見届けた石川はバーディパットをしっかりと沈めて勝負あり。両手を天に突き上げて偉業達成を喜んだ。「最後のバーディパットは一生の思い出です」と2010年以来の年間3勝達成を喜んだ。

2022 三井住友VISA太平洋マスターズ


首位と3打差の2位タイから出た石川遼は、5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「69」でラウンド。星野陸也とトータル8アンダー・首位に並んでプレーオフに突入した。2ホール目でバーディを奪って優勝。約3年ぶりの通算18勝目を手にした。

最大瞬間風速16.5m/sを観測するなど風が強く、雨も吹きつけた最終日。石川は出だしの1番パー4で手前のエッジから10メートルをパターで沈めると、3番、4番で連続バーディを奪った。6番と8番でボギーとするも、トータル8アンダー・首位タイでハーフターン。後半では14番でダブルボギーを叩いて後退したが、15番パー4ですぐに取り返して、星野と並んで72ホールを終えた。

プレーオフ1ホール目は互いにパー。2ホール目、石川のティショットは大きく右に曲がり、林の中へ。「打てるところにあったことが本当にラッキー」とスライスボールを打って左のラフに運ぶと、3打目をピン手前4メートルに乗せた。ウイニングパットはわずかに右に曲がるライン。カップの右から沈めると「入った瞬間に真っ白になった」と天を仰ぎ、キャディと抱き合い喜びを分かち合った。

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