国内男子ツアーでも特に難易度が高いことで有名なあのホールが、今年はモデルチェンジする。今月31日に開幕する国内男子メジャー第2戦の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」の大会記者会見が同コースで行われ、今年の見どころなどが大会主催の日本ゴルフツアー機構(JGTO)から発表された。
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メジャーにふさわしい厳しいコースセッティングで有名な本大会だが、今年のキーワードは「アグレッシブに攻めさせる」。もっとも注目されるのは、昨年大会で最難関ホールとなった17番パー4だ。
481ヤードと距離も長い上に、フェアウェイが狭く絞られ、グリーンの手前と右サイドには大きな池。グリーン左サイドにもクリークが流れ、選手の行く手をとことんさえぎるモンスターホール。昨年は4日間の平均スコアが「4.723」。簡単なパー5ほどの平均スコアをたたき出した。
緩く右ドッグレッグしている同ホールは、右サイドがOB。OBを嫌って左サイドに打っても、ひとたびラフにつかまれば、池の効果もあってグリーンを狙えずレイアップが多発。終盤のホールでパーセーブがやっと、という状況は大会の盛り上がりにも関わってくるだけに、今年はここにメスを入れる。