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時松隆光、フェードの精度に不安も しのぐゴルフで上位カムバック

時松隆光はショットの精度に不安も…。さすがのマネジメント力で「67」。

所属 ALBA Net編集部
土屋 裕一 / Yuichi Tsuchiya

配信日時:2023年6月17日 05時48分

<ハナ銀行インビテーショナル 3日目◇17日◇千葉夷隅ゴルフクラブ(千葉県)◇7636ヤード・パー73>

初日4アンダー・12位タイから2日目はスコアを1つ落とし、58位タイとギリギリで予選通過していた時松隆光が3日目に6バーディ・ノーボギーと盛り返し、トータル9アンダーで上位にカムバックした。

ラウンド後、今日のプレーを振り返った時松は、「寄せワンでしのいで、なんとかボギーを打たなかったゴルフ。今日はこれが限界でした」と、6アンダーにも表情を曇らせる。「ピンに絡むようなショットが打てているわけじゃないので、惜しかったとか、もっと伸ばせたとかそういう気持ちはないです」ときっぱり。

初日のラウンド後、持ち球のフェードボールのコントロールが上手くいかず、「まだまだ調整が必要」と、本調子には程遠い状態にあることを明かしていたが、3日目も復調の兆しは見えていないようだ。

左に打ち出した球がそのまま真っすぐ抜けたり、逆にフェードがかかりすぎて右に切れたりと、精度に不安を抱えたラウンドに「とにかくピンを狙わずに、どっちに外した方がパーを拾いやすいかを考えながら、しのぐラウンドでした」という通り、悪い中でも着実に6アンダーで回ってくるあたりはさすが。

「もっと伸ばそうという状態ではない」という時松だが、佐藤太平、中島啓太ら最終組のスコアが伸びていないだけに、混沌のV争いに食い込む余地はありそうだ。

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