ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

元賞金王・比嘉一貴が描く欧州ツアー復帰への青写真「まずは日本に専念」

小さな巨人・比嘉一貴。欧州ツアー再挑戦へ、まずは日本で足場を固める。

所属 ALBA Net編集部
神吉孝昌 / Takamasa Kanki

配信日時:2024年5月9日 16時05分

<For The Players By The Players 初日◇9日◇THE CLUB golf village (群馬県)◇7172ヤード・パー71>

2022年の賞金王・比嘉一貴は、6バーディ(2pt×6)・1ボギー(−1ポイント)で11ポイントを奪い、好位置で初日を終えた。「ティショットをずっとフェアウェイに置けたので、かなりチャンスが多かった。すごくいいリズムでプレーすることができたと思う」と振り返った。

ガックリ…【写真】

今大会は、ツアー唯一のステーブルフォード方式(ポイント制)。パー0点、バーディ2点、イーグル5点、アルバトロス8点と、スコアに応じてポイントが加算される。この大会に初出場となった比嘉は、特殊なプレー形式をどう感じたのか。「1バーディ・1ボギーだと貯金が1点あるっていうところでは、アグレッシブにいけるかな。バーディパットも、別に3パットをしても大丈夫ぐらいの気持ちで打てたので、余裕を持つことができる」とポジティブに捉えている。

22年は国内ツアーで4勝を挙げて、賞金王に。その資格で昨シーズンはDPワールド(欧州)ツアーを主戦場に戦い、“世界”で揉まれた。20試合中トップ10には2度入ったが、ポイントランキング120位で、惜しくもシード権に届かなかった。

23-24年シーズンは5試合に出場し、昨年12月の「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」11位タイが最高。今年に入り、日本開催を除くと2月のケニア戦にしか出場することができていない。

「やっと(欧州に)慣れてきたなってところで終わってしまったので。(出場権が)降りてきたら行きたいなと思っているけど、今はもう日本に専念して頑張って、来年に備えたい」。シーズン終了時点での賞金ランキング3位までに与えられる欧州の出場権や、ファイナルQTに挑戦することを視野に入れている。

昨年は久常涼が欧州ツアーを制し、今年に入り星野陸也、中島啓太、桂川有人がそれに続いた。しかし、比嘉に焦りはない。「元々、そういう力がある選手たちだった。自分は自分のことをやるだけ」。まずは、目の前の戦いに全力を尽くす。(文・神吉孝昌)

関連記事

For The Players By The Playersのニュース

JGTOツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JGTO
    開催前
    2025年5月15日 5月18日
    関西オープン
  2. PGA
    開催前
    2025年5月15日 5月18日
    全米プロゴルフ選手権
  3. ステップアップ
    開催前
    2025年5月15日 5月17日
    CTBCレディス
  4. DPワールド
    開催前
    2025年5月15日 5月18日
    全米プロゴルフ選手権
  5. アマチュア・その他
    開催中
    2025年5月13日 5月16日
    クイーンシリキットカップ

おすすめコンテンツ

関連サイト