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日程 2016年11月3日-11月6日賞金総額

トップでピタッ!冨山聡“打ち急ぎ防止の荒療治”で10ヤード飛距離アップ

トップでピタッ!冨山聡“打ち急ぎ防止の荒療治”で10ヤード飛距離アップ

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2016年11月3日 17時47分

スイングのリズム変更が吉!冨山聡が好発進
スイングのリズム変更が吉!冨山聡が好発進 (撮影:標英俊)
<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日◇3日◇総武CC 総武コース(7,214ヤード・パー70)>

 現在賞金ランク97位とシード落ちの危機に瀕している冨山聡。昨年も『HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP』での11位タイの好成績でスベリ込みのシード入りを決めたが、相性がいいと本人が語る同大会で、初日4アンダー・2位発進。今季の不調要因となっているドライバーショットの復調を感じつつの好スコアとなった。

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 「去年は安定していましたが、今年は自分を見失ってしまった」と春先の5月ごろからドライバーショットの不和が始まったという冨山。左右に曲がるティショットに悩み、今季は出場18試合で最高成績は『日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯』の17位タイ。その試合以外で予選通過した8試合はすべて30位台以下と下位に沈んだ。

 転機が訪れたのは出場権のなかった『日本オープンゴルフ選手権』の週。スイングのリズムを思い切って変えたところ、翌週の『ブリヂストンオープン』から感触が良くなってきたという。

 「打ち急いでいたことがわかったので、トップで1〜2秒“間”を作るイメージに変えたら良くなって…。バックスイングからトップポジションに入ったところで一度止め、力を入れない意識でダウンスイングを始動させる。(そうしたら)飛距離が10ヤードくらい伸びて、皆に驚かれています。いままでどれだけムダな動きをしていたんだろうと…」。

 以前のスイングリズムと比べると、一目瞭然に“間”がとれたスイング。普段から練習ラウンドをともにし、冨山のスイングリズムに慣れている山下和宏を驚愕させ、谷口徹にも“なんでそれで飛ぶんや?”と突っ込まれたというが、本人は「やるべきことが目の前にあるので、それでダメだったら仕方ない。ティショットの課題に取り組めば結果はついてくると思います」と好感触だ。
日程 2016年11月3日-11月6日賞金総額

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