あすはノリにノッている蝉川との3打差を追いかける。どんなプランで逆転を狙うのか。「蝉川選手以上にガンガンいける選手はいない(笑)。僕がガンガン行ったところで、彼のガンガンには及ばないですから、自分のプレーをするしかないです。自分のベストが4アンダーなので、まずはそこを目指す。4アンダーで勝てなければ仕方がない」と考えている。
50周年を記念して観戦無料となっている今大会。きょうは10067人のギャラリーが訪れ、18年の「日本プロゴルフ選手権」以来となる1万人越えを記録した。石川も最終組というのもあって、多くのギャラリーを引き連れてのプレーとなった。「本当に感動しましたし、グッとくるものがあります」と、大声援が最後のガッツポーズにもつながっている。10、12年大会に続く大会3勝目。そして、19年以来となるツアー通算18勝目をかけて「まだまだ長くて険しい」18ホールに臨む。(文・下村耕平)