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比嘉一貴は2打差に迫るも、アマ蝉川泰果のロングゲームに力負け「自信の差が出てしまった」

比嘉一貴は2打差に迫るも、アマ蝉川泰果のロングゲームに力負け「自信の差が出てしまった」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年10月23日 19時21分

蝉川を最後まで追い詰めたが2位に終わった比嘉一貴
蝉川を最後まで追い詰めたが2位に終わった比嘉一貴 (撮影:上山敬太)
日本オープン 最終日◇23日◇三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(兵庫県)◇7178ヤード・パー70>

最終日は独走するアマチュアの蝉川泰果(東北福祉大4年)を、6打差から追いかけた比嘉一貴。最終組で蝉川とはほとんど言葉を交わすことなく自分のゲームプランに徹して、最終ホールで2打差まで追い詰めたが、悔しい2位に終わった。

蝉川泰果の飛んで曲がらないドライバースイング【連続写真】

比嘉は4日間トータル8アンダーをマーク。開幕前の大方の優勝予想スコアは一桁アンダーで、比嘉のプランでもトータル8アンダーなら勝てるはずだった。それをトータル10アンダーの蝉川が上回ったかたちだ。

「複雑ですね。悔しい思いもあります。自分としてはタフなコースで、4日間アンダーパーで回れた。自分がもともと思っていた優勝スコア以上のスコアを出すことができた」と感情を殺しながらゆっくり言葉を吐き出す。今大会4日間アンダーパーで終えたのはたったの5人で、4日間すべてでアンダーパーをマークしたのは比嘉1人だけだった。

最終日最終組で蝉川とスタートした比嘉。蝉川が1番、2番を連続バーディとして、その差は8打にまで開いた。それでも焦らずコツコツと自分のゲームプランを貫く。9番では蝉川がグリーン奥のラフから2度の“ダルマ落とし”でトリプルボギーを喫すると、比嘉がバーディを奪ったことで、その差を一気に4打まで詰めた。

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