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名前もルーティンも個性的 岩崎亜久竜の“ロボット素振り”が気になりすぎる

名前もルーティンも個性的 岩崎亜久竜の“ロボット素振り”が気になりすぎる

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年6月5日 10時50分

ショット前にカクカクとスイングの途中で止めながら、左ヒザが流れないようにチェックしている
ショット前にカクカクとスイングの途中で止めながら、左ヒザが流れないようにチェックしている (撮影:佐々木啓)
BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 最終日◇5日◇宍戸ヒルズカントリークラブ西コース(茨城県)◇7352ヤード・パー71>

4月に開催された国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」に続き、今大会で自身2度目の最終日最終組でプレーする24歳の岩崎亜久竜(あぐり)。東建では優勝スコアに3打及ばず5位でフィニッシュ。今回こそと意気込む岩崎だが、ショット前のルーティンがちょっと個性的なのだ。

岩崎亜久竜は串田雅美キャディと「楽しくプレーできています」【大会フォト】

最近までは「手打ちにならないように」と、左手1本でクラブを持ち、右手を左肩に当てながら素振りをするショット前ルーティンを取り入れていた。しかし、今大会では、トップ、ダウンスイング、インパクト、フォロー、フィニッシュと各ポジションで止めながら素振りを行うルーティンに変わった。

滑らかに振るのではなく、カクカクとゆっくりと動く姿はロポットのよう。「僕はダウンスイングで左ヒザが左に流れてしまうクセがあるので、そこをチェックしながら、毎回同じスイングができるように気をつけています」という。日大を卒業してから師事する黒宮幹仁コーチにも、毎回左ヒザの動きを指摘されている。

そこで、左ヒザが流れないように自分なりに工夫して、“ロボット素振り”を前週の「〜全英への道〜ミズノオープン」から取り入れた。そのミズノオープンでは10位タイ、そして今大会では3日目を終えて単独2位と、ショットの調子が上がっている。この左ヒザが流れると「上体が右に倒れて、右も左も両方出ます」と岩崎はいう。

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