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今平周吾は勝負の流れを読んでツアー6年ぶりの2週連続V 「これを決めないと決められると思っていた」

今平周吾は勝負の流れを読んでツアー6年ぶりの2週連続V 「これを決めないと決められると思っていた」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年5月22日 18時30分

静かな今平が珍しくコブシを振ってガッツポーズ
静かな今平が珍しくコブシを振ってガッツポーズ (撮影:上山敬太)
ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 最終日◇22日◇取手国際ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6804ヤード・パー70>

15番ホールのティイングエリアに立った時点で、最終組の大槻智春はトータル23アンダーまで伸ばしてトップに立ち、トータル20アンダーの今平周吾とは3打差がついていた。上がりのホールは、スコアを伸ばしにくいタフなホールが続く。先週に続く2週連続優勝を狙っていた今平本人も「流れも良くなかったしきょうは厳しいかな」と思っていた。

今平周吾がびっちょびちょ

ところが、15番で潮目が変わる。今平は残り220ヤードから5メートルにつけてバーディ。対する大槻はボギーを打って、その差は一気に1打に変わった。続く実測160ヤードの16番パー3でも2メートルのチャンス。これは外したものの、17番パー4では残り50ヤードのセカンドショットを2メートルにつけてバーディを奪い、ついに大槻をとらえた。

その時点でトータル22アンダーにいたのは、「59」をマークし1時間半前にホールアウトしていた近藤智弘、最終組の1つ前を回る比嘉一貴、最終組の今平と大槻の4人。比嘉は最終18番で3パットのボギーを叩いて脱落し、今平と大槻は最終ホールをパーでまとめて近藤と3人のプレーオフとなった。

「チャンスはあると思った」と今平。「59」を出した近藤については「調子がいいんだろうなと思っていた。手強い相手だなと。でも1時間半前から待っていたのは近藤さん的には不利だったかな。僕と大槻さんのほうが上がってからすぐプレーオフだったので、流れ的には良かった」と感じていた。

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