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池田勇太が“飛ぶパター”変更で自己ベスト『59』 「パターが入ればこういうスコアになる」

池田勇太が“飛ぶパター”変更で自己ベスト『59』 「パターが入ればこういうスコアになる」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年5月19日 17時44分

パットがキレキレ 池田勇太は“飛ぶパター”でバーディ量産
パットがキレキレ 池田勇太は“飛ぶパター”でバーディ量産 (撮影:上山敬太)
ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 初日◇19日◇取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)◇東コース(6804ヤード・パー70)、西コース(6544ヤード・パー70)>

初日はコーライグリーンの西コースを回った池田勇太。11バーディ・ボギーなしの「59」をマークして、11アンダーのロケットスタートを決めた。トーナメントでの自己ベストを2打更新したが、本人は「すごく良かったというよりは、ショットの内容はいつも通り。あとはパターがはいってくれるかどうか。パターが入ってくれればこういうスコアになる。パー70だったので59になりましたけど」と大喜びという感じではない。

昨年大会では石川遼に並ぶ“58”!【写真】

先週のグリーンは一週間を通して12フィート前後と速かった。ところが、今週はうってかわって西コースは9フィート、東コースは9 2/3フィートと重め。そこで池田は西のコーライ対策として「先週の大洗と比べると、かなりグリーンのスピードに違いがある。飛ぶパター、っていったらいいのかな。それに替えて気分を一新したのが逆に良かったのかもしれないですね」とパター変更が奏功した。

先週使用していたのはマレット型の「ホワイトホットOG#5」。それを今週はブレード型の「TRI-HOT 5K ONE」に変更した。それだけではない。グリップをエリートグリップの太くて重いものに替えて、それが「しっくり来ている」。短くてもしっかり打たないと入らないコーライグリーンで、5メートル以内のチャンスをことごとく決めた。最終ホールも1.5メートルを決めて11個目のバーディで締めた。

「59」というスコアに一番ビックリしたのは本人ではなく、一緒に回っていたアマチュア。「自分のプレーよりも僕のバーディを数えていて(笑)、心の中で(最後がバーディなら)『59』と思っていたみたいです。終わってから全部のスコアカードに『59』って入れてくださいって言われましたもん。僕は上がってからスコアカードを見たら『59』だったという感じ」と淡々という。

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