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長尺パターが流行る? 宮里優作は実戦投入後絶好調 「左手は強く握らない」のがミソ

長尺パターが流行る? 宮里優作は実戦投入後絶好調 「左手は強く握らない」のがミソ

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2021年11月26日 18時12分

もうショートパットは怖くない! 長尺パターがハマった宮里優作
もうショートパットは怖くない! 長尺パターがハマった宮里優作 (撮影:鈴木祥)
カシオワールドオープン 2日目◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>

長尺使いの宮里優作が初日の「68」に続き、この日も「67」の好スコアをマークし、トータル9アンダーの4位タイに浮上した。2日間で叩いたボギーは『ゼロ』という好調ぶり。「長尺パターを使ってストレスがないので、セカンドも楽に打てている」とショット、パッティングがかみ合った。

長尺パターといえば片山晋呉【写真】

春先にトップ10が2度あった宮里だが、その後は苦しんだ。夏場には新型コロナウイルスに感染し、その復帰後も調子が上がらない。そんな時期に大きく狂ったのがパッティング。試行錯誤のすえにたどりついたのが、長尺パターだった。先週の「ダンロップフェニックス」から使いはじめ、一気に視界が開けた。

ダンロップフェニックス3日目以降の4ラウンドでは、ダブルボギーが1つあるものの、ボギーは1つもなし。「ショートパットが怖かった」という症状が解消されたことで、ショットもさらによくなった。先週の決勝ラウンドでは1イーグルにバーディが13コ。今週もここまで9バーディと崩れる気配は、今のところない。

先週は長尺の打ち方に慣れる期間だった。「左ウデをぎゅっと握って筋肉痛」と話していたが、「いちばんいい(構えの)位置を探していて、今日の途中から分かった」。その握り方とは、「左手はあまりギュっと握らず。鈍感になる」。楽に上げて下ろすだけのストロークで、バーディチャンスを無駄にすることなくスコアを伸ばした。

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