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新妻と松山英樹と同級生と 植竹勇太を奮い立たせる好材料

新妻と松山英樹と同級生と 植竹勇太を奮い立たせる好材料

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2021年10月28日 18時03分

自己ベストの2位発進 新婚・植竹勇太が初V狙う(写真はブリヂストンオープン)
自己ベストの2位発進 新婚・植竹勇太が初V狙う(写真はブリヂストンオープン) (撮影:福田文平)
<ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ!ツアートーナメント 初日◇28日◇美浦ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6988ヤード・パー71>

首位と1打差の2位発進を決めた植竹勇太。東北福祉大出身の26歳、優勝にかける思いは人一倍強い。仲の良い大学同期の比嘉一貴は、ひとあし先にツアー優勝。先週の「ZOZOチャンピオンシップ」では、米ツアー7勝目を挙げた先輩の松山英樹からも刺激を受けた。

豪快すぎるシブコスマイル【写真】

植竹自身はウェイティング選手としてZOZOの会場に入っていたが、出場は叶わず。「練習場の前で見ていましたけど、あのコースであれだけアンダーが出せるなんてすごかったです」とレベルの高さを目の当たりにすると同時に思い出すのは、以前に松山と対面したときのこと。当時、比嘉のキャディとしてトーナメントに出場。その際に「松山さんと練習ラウンドをして。先週は(松山から)“キャディのイメージしかない”って言われました(笑)」。“プレーヤー”の植竹にとってみれば、この言葉も発奮材料となったようだ。

そして、今年3月に入籍した妻にもいいところを見てもらいたい。先週の「日本オープン」では79位で予選落ち。ここ最近はゴルフの調子が優れず、「とりあえず予選を通過して」と送り出されていた。「頑張ってと言われるだけで、頑張ろうと思える」。愛妻のエールで奮い立ち、ボギーフリーの「65」と、初日からアクセル全開だ。

シーズンも終盤にさしかかり、出場できる試合も限られてくる。今シーズンの優勝者らしか出場できない、最終戦の切符も諦めていない。「残り少ない試合で、結果を出していきたい」。活躍を見せたい人たちのためにも、ここからが踏ん張りどころだ。

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