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運を取り返した最終H、石川遼が230ヤードを8番で2オン 優勝争いに向けて「順調」

運を取り返した最終H、石川遼が230ヤードを8番で2オン 優勝争いに向けて「順調」

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2021年5月14日 18時48分

石川遼は18番パー5で230ヤードを8番アイアンで2オン!
石川遼は18番パー5で230ヤードを8番アイアンで2オン! (撮影:上山敬太)
<アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ 2日目◇14日◇相模原ゴルフクラブ 東コース(神奈川県)◇7298ヤード・パー72>

首位と2打差から出た石川遼が、4バーディ・2ボギーと連日の「70」で予選を楽々通過。「もう1、2個伸ばせていれば最高だった」と振り返ったが、想定していたプラン的には悪くない。「決勝に向けていい位置」と、首位と4打差につけた。

石川遼の2021年ドライバースイングは超コンパクトだけど飛ぶ!【連続写真】

2日目は、風が強まった午後組でのスタート。前半をボギーなしの2バーディで折り返したが、後半12番でボギーと後退。15、16番ではディボットにつかまる不運に見舞われ、この日1アンダーで最終ホールを迎えたが、ここでうっぷんを晴らす機会がやってくる。

556ヤードのパー5は、フォローが吹けば2オンも狙えるチャンスホール。ティショットが右ラフに入ったが、8番アイアンで放った残り230ヤードの2打目が、4メートルのイーグルチャンスへ。「グリーンのセンターか、奥にこぼれてもいいかなと思ったけど、あそこまでピンの横に付くのは1%くらいの可能性じゃないかな」と、最後の最後で追い風が吹いた。イーグルパットは惜しくも決められなかったが、「15、16番のぶんを18番のセカンドで使ったかな」とバーディ締め。13位タイで決勝を迎える。

今シーズンは何度か優勝争いに絡みながらも未勝利。首位とは4打差に開いたが、「チャンスはあったと思うけど、焦る日じゃないと思ったので、慌てすぎず。まず予選を通って優勝争いにいけるようにと思っているので、順調だと思います」と想定通り。大爆発を見せるのは、ここ一番の戦いに取っておく。(文・谷口愛純)

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