キャロウェイのツアー担当、島田研二氏は「シャフトが軽いモデルなので、ヘッドの重量をつけすぎてしまうと、本人の感覚に合わない。昔は本当に軽かったから、そういう感覚なんだろうと思う」と話す。
「あのバランスのパターを常に使ってきていて、僕の身長だと35インチはけっこう長い。腕もちょっと長いので、本当はもう少し短くていい。L字のままバランスを変えたり、シャフトの長さを変えたりはあると思う」と、石川はエースパターの調整も示唆した。
今大会の練習日に様々なパターを試し、ベントネックの『ODYSSEY 2-ball Ten』とショートスラントネックの『ODYSSEY 2-ball Ten S』の2本に絞られた新パター。今まで一時的にツノ型や大型マレットを試合で使ったことはあったが、結局エースに戻してきた。石川の代名詞でもあるL字パターを切り替えてしまうとしたら、少し寂しいような気もする。