ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

堀川未来夢の“汚い”メモ 忘れられない2.5mからの成長の証

堀川未来夢の“汚い”メモ 忘れられない2.5mからの成長の証

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2019年12月7日 17時55分

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目◇7日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

「ファーストパットが2.5mで、セカンドが4mくらいでしたね」。聞かれれば、1年前のパーパットの距離がスラスラと出てくる。堀川未来夢にとって忘れられないのは、昨年大会の最終日、18番パー3だ。

もう1年前… 崩れ落ちる堀川未来夢

約2.5mのパーパットを残し、グリーンに上がった時点でトータル6アンダー・首位タイ。これを決めればプレーオフに進めたが、カップをそれて4mオーバー。パターを手放し、グリーン上に文字通り崩れ落ちた。

惜敗の最終戦を経て、今季は「日本ゴルフツアー選手権」で初優勝を上げて最終戦に2度目の出場。1年で成長を遂げて帰ってきた。「ぐちゃぐちゃで、汚くて見せられないです(笑)」というコースメモには、グリーン上のマークだけでなく、アイアンの番手と距離をビッシリと書き込んでいる。急激な冷え込みで感覚が狂うショットの距離感に対応するため、「距離とキャリーを全部メモしています。9番アイアンで140ヤード飛んでいる感触だけど、実際は130ヤードというのも結構あるので」と、毎ホールチェックを欠かさない。

「去年はそこまでやっていませんでしたね」。もともとグリーン上での歩測は必ず行っていたが、今年は練習ラウンドからグリーン上でも360度チェックを行い、必ずメモへ落とし込む。初優勝をサポートした清水重憲キャディのアドバイスもあり、「打つ前の情報は一つでも多いほうがいいと。今日でいえば、3日目をプレーしながら最終日の練習ラウンドをしている感じですね」と万全の体制で本戦に臨んでいる。

中々スコアが伸びない3日目も、4バーディ・2ボギーの「68」でフィニッシュ。首位とは4打差のトータル2アンダー・11位タイにつけた。昨年初優勝を逃した難関18番ホールで、今年はまだボギーを叩いていない。「チャンスはまだある位置だと思うので、頑張ります」と、1年間で積み重ねてきたものを最終戦で出し切るのみだ。(文・谷口愛純)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト