ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

姿を消した2018年… チャン・キムがナショナルOPで涙の復活劇

姿を消した2018年… チャン・キムがナショナルOPで涙の復活劇

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2019年10月20日 18時36分

<日本オープンゴルフ選手権 最終日◇20日◇古賀ゴルフ・クラブ(福岡県)◇6768/6817ヤード・パー71>

最終18番を迎えたとき、リーダーボードは見ていなかった。首位と8打差から出たチャン・キム(米国)。平均319.57ヤードの飛距離を生かし、この日ドライバーを握ったのは10ホール。アドバンテージを存分に生かし、バーディ量産が困難な古賀GCで8バーディ・4ボギーの「67」をマークし、トータル1オーバーでナショナルオープンタイトルを獲得した。

堀川未来夢はプレーオフに持ち込めず…【大会写真】

「いいプレーをしていれば、チャンスはあると思った」。最終18番で5mのバーディパットを沈めてホールアウト。この時点でトータル1オーバー・首位タイにはキム、塩見好輝、堀川未来夢の3人が並んでいたが、塩見が上がり5ホールで9ストローク落とし失速し、堀川も最終ホールをボギーで終了。最終組のホールアウトを待つキムの手に、勝利が降りてきた。

2014年、日本のQTを1位で通過して本格参戦。身長188cmの体躯を生かし、平均飛距離は16、17年と連続で日本ツアーぶっちぎりの1位。“飛ばし屋”として注目され、17年は3勝をマークして宮里優作、小平智と白熱の賞金王争いのすえに3位となったが、翌年はパッタリと日本ツアーから姿を消した。17年の終盤から腰と背中の痛みに悩まされ、「1年間はほぼプレーできなかった。外にでかけることもままならず、病院に行くだけだった」。韓国で治療に専念し、ようやく実戦復帰を果たしたのが今年だった。

優勝が決まった瞬間は関係者と抱擁。苦しかった時を思い崩れ落ち、涙を流した。「日本オープンは勝ちたいと思っていた。特別な大会だし、光栄に思う」と2年ぶりの勝利をかみ締め、言葉を詰まらせた。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト