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腰痛から復帰戦の石川遼 ポイントは新・新イメージのスイング?

腰痛から復帰戦の石川遼 ポイントは新・新イメージのスイング?

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2019年5月1日 18時49分

中日クラウンズ 事前情報◇1日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>

4月のツアー外競技「千葉オープン」で優勝した石川遼。同大会では「ドライバーがよかった」と好調で新シーズンの本格開幕を迎えるはずだったが、腰痛のため「東建ホームメイトカップ」を欠場した。

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腰痛のきっかけとなったのは、「ヘッドスピードと体の細さがあっていない」と、必要な体作りが十分でなかったこと。千葉オープンでは「下半身をどっしりと構えて、両膝が横に流れないように意識していた」と新たなイメージでスイングしていたが、これが膝や腰に負担を与えたことも要因となったようだ。「膝を止めることでヘッドが走ってよかったと思うけど、その遠心力に筋力が追いついていなかった」と飛距離も出ていたが、一端このイメージは中断。

「下半身を止めるイメージは変わります」と、今回は体を使って回すイメージを意識。「今までは肩の関節の柔らかさだけで、胴体を使わずに打っていた。肩の柔らかさだけで、体を動かさなくてもトップまで入れようと思えば入っていたけど、それだと腕だけで動いている」と胴体から回すことを意識している。腰痛でショット練習ができなかった時間でイメージトレーニングを重ねたことも奏功し、「いい球も打てているし、フォームもできている。今週は体全体を使えている」と好感触だ。

腰の痛みに関しては、「自分の中では心配だったけど、なんとかやれたし、スイングも最後まで良い感じで振れている。無事になんとか(大会を)迎えられそう」と回復の兆しを見せている。予選ラウンドはジャンボこと尾崎将司、金谷拓実(東北福祉大3年)との注目組でプレー。60回を迎える記念大会で、活躍を見せたいところだ。(文・谷口愛純)

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