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コリン・モリカワらPGAプロもやっていた! チャックリには、”バニラピッチ式クロスハンド打ち”が効く

コリン・モリカワらPGAツアープロが実践しているというバニラピッチが最近話題となっている。今回アルバ本誌928号では、バニラピッチを国内で指導しているという専門コーチ青島賢吾を取材。「バニラピッチを学ぶにはクロスハンド打ちが最適。チャックリに悩むなら、そのままコースで打ってもいいです」と語る。PGA優勝プロもやっているというクロスハンド打ちのコツを聞いた。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月10日 07時15分

PGAツアー1勝のマシュー・パボンは、クロスハンドでアプローチを打つ
PGAツアー1勝のマシュー・パボンは、クロスハンドでアプローチを打つ (撮影:GettyImages)

コリン・モリカワらPGAツアープロが実践しているというバニラピッチが最近話題となっている。今回アルバ本誌928号では、バニラピッチを国内で指導しているという専門コーチ青島賢吾を取材。「バニラピッチを学ぶにはクロスハンド打ちが最適。チャックリに悩むなら、そのままコースで打ってもいいです」と語る。PGA優勝プロもやっているというクロスハンド打ちのコツを聞いた。

【写真】PGA優勝プロも実践! バニラピッチ式クロスハンド打ちはチャックリしない

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バニラピッチとは、「普通の」という意味で、PGA優勝経験もある“ショートゲームシェフ”マクラクリン氏が「バニラピッチ」という打ち方を考案。コリン・モリカワ以外にサム・バーンズ(ともに米国)、ヤニ・ツェン(台湾)らも導入しており、日本では、池村寛世プロらが採用しています。

基本的な打ち方はパターと同じ。肩幅に開いたスタンス幅で、ボールをスタンス中央に置いたら、パターと同じ打ち方を実践します。ヒール側を上げ、できれば、パターグリップと同じ握り方で打ちましょう。下半身を固定して上体の回転で振れば、ヘッドが低く動くため、柔らかい球が打てる上、スピン量が安定するようになります。

バニラピッチのコツをつかむなら、クロスハンド打ちがオススメです。実際、PGAツアー1勝のマチュー・パボン(フランス)は、クロスハンドでアプローチを打っています。やり方は簡単。クロスハンドで構えたら、ボールをスタンス中央に置き、そのまま上体の回転で打ってみましょう。

手首を使い過ぎる人が、手元と体を同調させて振るコツをつかめるはずです。クロスハンドだと自然とできるので、意識しなくてもいいですが、バニラピッチは前腕とシャフト前腕が一直線になるようにしましょう。そのまま振れば、ボールをクリーンにコンタクトするコツがつかめるはずです。チャックリに悩む人は、クロスハンドで打ってみるといいですよ。

■青島賢吾
あおしま・けんご/ 1998年生まれ。米ツアーで流行の「バニラピッチ」をプロ・アマに指導。技術(バニラピッチ)、戦略(ディケイドゴルフ)、データ(トラックマン)、メンタル( フローコード)を日本で指導できる唯一のコーチ。全国でバニラピッチを学べるグループレッスンやスコアを伸ばすセミナーを開講中。詳細は公式サイト(ken5.golf)、インスタグラム(@ken5.golf)から確認可能

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池村のアプローチを取材。関連記事『チャックリに悩む池村寛世は、バニラピッチを導入! 「右ヒザを伸ばしてパター打ちで寄せています」』で詳細をチェックできる。

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