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バンカー攻略!距離のあるバンカーから乗せる【39回目】

距離のあるバンカーショットはとても難しいです。砂を多く取りすぎると当然飛びません、砂に薄く入れようとしてボールに直接入るとホームランになってしまいます。どうやって攻略していくのか、レッスンスタートです。

配信日時:2018年5月28日 18時00分

ミスショット克服法 〜距離のあるバンカー編〜


〈スイング〉振り幅を大きくする

振り幅は大きく

振り幅は大きく

バンカーショットで距離を出す為には、まず振り幅です。当然小さい振り幅だとボールは飛ばないの、なるべく大きく振るようにしましょう。そんなに難しい事ではないと思います。

〈構え方〉フェースの向きはスクエア

フェースはスクエア

フェースはスクエア

フェースの面を上に向けすぎると、ボールは上に上がり飛距離がでません。バンカー内ではあまりフェースは開かないほうが良いです。ほぼスクエアか、開いたとしてもほんの少し開くぐらいにしておきましょう。

〈フィニッシュ〉体重を左に乗せる

(左)重心が右に残った状態はNG、体重を左に乗せるのがOK(右)

(左)重心が右に残った状態はNG、体重を左に乗せるのがOK(右)

そしてここがポイント!体重移動です。体重が右に残った状態でフィニッシュするバンカーショットというのは、どちらかというと上げて止めるバンカーショットです。右足をしっかりと上げて体重を左に乗せることで、キャリーとランが出てきます。

“砂を薄く取ろうかな”“厚く入れようかな”など、状況に合わせて打ち方を変えるのではなく、振り幅体重移動を覚えるのが一番シンプルな方法です。

実際に打ってみましょう!

1、フェースの向きはほぼスクエア
2、振り幅を大きくする
3、左足への体重移動を使って打つ
1 / 3
1、フェースの向きはほぼスクエア
フェースの面はあまり開かずほぼスクエアで、スタンスの向きもスクエアであまりオープンにしません。フルスイングの振り幅で、フィニッシュは左足に体重移動。

このようにシンプルに考えると距離の打ち分けもしっかり出来ます。構え、振り幅、体重移動だけでしっかり距離も出てくると思うので、皆さんぜひこの方法で長い距離のバンカーショットを克服してみましょう。

植村啓太氏プロフィール

植村啓太(K's Island Golf Academy)
1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。

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