ALBA Net  ゴルフ
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努力しなくても、フェースをうまく返せる!

「仕事も家庭も多忙で練習不足だけど、スコアは良くしたい」。こんな世のゴルファーの本音に応えるメソッドを持つのは、日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロの久田順也。モットーは「努力しない」「頑張らない」で上手くなること。そんなエフォート(努力)レス(しない)メソッドは多忙な人に最適。初心者から上級者まで必見です!

配信日時:2017年3月21日 13時07分

初心者の方や、スライサーは必見です!



皆さん、こんにちは。ティーチングプロの久田順也です。

簡単に自己紹介をすると、2013年に『エフォートレススイング』という理論を提唱し、PGAティーチングアワードの奨励賞を頂いています。「もっとゴルフをシンプルに!簡単に!努力しないで上手くなろう!」というモットーで、忙しいゴルファーの皆さんに今よりゴルフを楽しんでもらいたいと思っています。

ゴルフクラブはヘッドが重くできているので、振り子の運動がしやすいようにできています。振り子はいつも同じリズムテンポで同じ軌道を描いて運動をし続けます。つまりこの振り子の特性を上手くスイングに取り入れれば、多くのゴルファーは努力しない『エフォートレス』なスイングを身につけることができるのです。

コラム2回目は、このシンプルな考え方に基づいて練習すれば「フェースローテーション」が簡単になることを説明しましょう。フェースローテーションとは、つかまった球を打つために必須な動きです。上級者はつかまりすぎに、初心者はつかまらなくて悩んでいることが多いのではないでしょうか。

そのため、多くのスライスに悩む方が「フェースを返す」「腕を返す」ことが大切だと意識してきたと思います。ところが、これをやろうとして単に手首をこねるといった動作になりがちなのも事実です。例えば正面から見て、フェースを返そうとしているのに、右腕が左腕を追い越さなければ、単純にフェースターンせずに「ロフトが付いているだけ」といったケースも多く目にします。

これを防ぐには、右上腕が左手を追い越す正しいアームローテーションを身に着けてほしいのです。アームローテーションにはフェースをターンさせるといったこと以上に、腕の運動量に対してクラブヘッドの運動量を増してヘッドスピードを上げられるというメリットがありますからね。ぜひ、身に着けて頂きたいのですが、多くの方は手元のグリップがリキんでしまい、これを阻害しているようです。

ドリルとしては、スプリットハンド素振りがオススメでしょう。どうやるのかというと、両手を離して握って素振りします。これによって、支点が2点あると右腕が左腕を追い越しやすいことを体感できるはずです。さらにいうと、親指と人差し指の少ない指で握って振ることで、リキみを防ぐことの大切さも体感できるはず。ゴルフクラブはヘッドが重く出来ているので、2箇所支点を作って脱力していると、少し揺らすだけで、クルッとアームローテーションが行われ、ヘッドの運動量が増すことを理解できると思います。

特に、今回の動画は初心者の方にご覧いただきたいと思います。もちろん、中・上級者の方も基本を見つめ直す意味で、ぜひ!

【久田順也/プロフィール】
日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級かつ特定非営利活動法人日本Gボール協会 パーソナルトレーナー。2013年にPGAティーチングアワード奨励賞を受賞し、現在では母校立正大学付属中学、高等学校ゴルフ部コーチとしてジュニア育成にも注力。生徒一人一人にベストな指導を提供できるようにと日夜研究に余念がない。また、レッスンDVD『久田順也のゴルフ処方箋』も人気。その豊富な知識を活かして『LUKゴルフアカデミー五反田(www.luck-golf.com)』、『リストアゴルフ(www.restoregolf.com)』を中心に指導を行っている

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