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【シニアプロ直伝!冬のコソ練】ストローク矯正は「コイン置きドリル」が最強!

冬はパッティングを磨くのに最適な季節。温かい室内でみっちり練習して、春のゴルフシーズンに備えれば、スコアアップできること間違いなしだ。今回は、国内ツアー8勝のシニアプロ深堀圭一郎に冬に取り組むべきドリルについて聞いてみた。

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ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年2月16日 13時00分

深堀プロのおすすめは「コイン置きドリル」。ラウンド前の練習でもストローク矯正に使える効果の高い練習法だ
深堀プロのおすすめは「コイン置きドリル」。ラウンド前の練習でもストローク矯正に使える効果の高い練習法だ (撮影:福田文平)

冬はパッティングを磨くのに最適な季節。温かい室内でみっちり練習して、春のゴルフシーズンに備えれば、スコアアップできること間違いなしだ。今回は、国内ツアー8勝のシニアプロ深堀圭一郎に冬に取り組むべきドリルについて聞いてみた。

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【コインを置くだけでパットの悪い動きが出なくなる】
 
冬の練習は、ミスヒットの衝撃で手を痛めたりと、体にかかる負担が大きくなります。無理にスイングしても、かえって悪い動きを助長する危険もあるため、あまりおすすめはできません。それよりもパターのストロークをしっかり見直し、練習を重ねた方が上達につながります。
 
ストロークを見直す上でぜひ実践してほしいのが「コイン置きドリル」です。やり方はカンタン。ボールとヘッドの間の位置に100円玉などのコインを置き、そのままヘッドがコインに当たらないようにストロークするだけです。

構えたときにボールでコインの3分の1くらい見えるようにセット。この状態で打つだけストロークが自然に矯正される

構えたときにボールでコインの3分の1くらい見えるようにセット。この状態で打つだけストロークが自然に矯正される (撮影:福田文平)

シンプルなドリルですが、ストロークを矯正するさまざまな効果があります。
 
まず、コインを見ながら打つことでインパクト、フォローで頭が動きにくくなります。コインに視点を置くことで、ストロークに対する集中力も増すでしょう。パッティングになると、ボールを目で追うようにして頭が動く人が多いので、コインがあるだけでそれを矯正することができます。
 
また、コインに当たらないように振ることで、ボールに対する入射角や打点を適正なものにする効果もあります。パターではヨコからヒットするイメージで打つことが大切で、コインを置くことでヘッドが程良い高さでシャローに動き、ボールの赤道を打ち抜きやすくなります。また、コインを意識することでストロークの緩みが出にくいこともメリットでしょう。
 
コインを1枚置いて打つことに慣れたら、ぜひ2枚置くことにもチャレンジしてみてください。よりシビアでコインに当たりやすくなりますが、2枚置きの状態で打てたら、ストロークの完成度がかなり高まっているはずです。

【「目つぶりストローク」で五感を研ぎ澄まそう】
 
自宅のパター練習では、五感を研ぎ澄ますような工夫をするのもおすすめです。例えば、両目をつぶって「目つぶりストローク」をすると良いでしょう。
 
私も現役の時にパターが不調になると「目つぶりストローク」をよく実践していました。デビューしたての頃に嫌なパットが残ってしまい、集中するためにあえて目をつぶって打ったこともありますよ。
 
カップまでの距離が1メートルほどのストレートラインがあったとして、アドレスを取り、ストロークをイメージしてから目をつぶると、その光景が頭の中に映像として残ります。あとは、その映像をなぞるようにストロークしていくのです。
 
目をつぶることでストローク中の頭の動きが感じ取りやすくなりますし、一方で、ヘッドやボールの動きを目で追うような悪い動きが出なくなります。余分な情報を排除することで、真っすぐストロークすることに集中できるわけです。
 
部屋の電気を消して、真っ暗な状態で打ってみるのも良いでしょう。視覚を遮断することで、今までとは違った感覚でボールを打てますので、何かしらの気づきがあるはずです。

パッティングでは感性の鋭さが大切になる。両目をつぶって打つことで感性が磨かれる

パッティングでは感性の鋭さが大切になる。両目をつぶって打つことで感性が磨かれる (撮影:福田文平)

【「打音」でストロークを感じる練習も大切】
 
「目ストつぶりストローク」は、ぜひインパクトの「打音」をしっかり聞きながら取り組んで欲しいです。
 
ドライバーに比べて、パターの打音は小さく、屋外のグリーン上では聞き取りにくくなります。一方、室内であれば音が反響しやすくなるので、しっかり打音を聞くことができます。
 
打音を聞きながら練習する内に、どんな音がすれば良いストロークになるのか、だんだん分かってきますし、ミスヒットもすぐに感じ取れるようになります。また音の大きさで、タッチを打ち分ける感覚も磨かれていくでしょう。コースでの実戦力を高める上で、音を聞いて、感じる練習はとても大切なのです。
 
また、打音を意識しながら練習をしていると、自分が好むパターがどんなものか、より明確に分かるはずです。私の場合、インパクトの音が小さいよりも、しっかりと打音が出てくれるパターを好んで使っています。音が出ることで、挑んだ気持ちになるというか、ポジティブな感覚になれると考えるからです。
 
最近は、さまざまな素材、構造のパターが出ていますし、打感や打音はモデルによって全然違います。自宅で練習を重ねながら、自分に合ったパターがどんなものか考えてみるのがおすすめです。

例えば、チタンインサートの『オデッセイ トゥーロン』であれば、しっかりと大きい打音になる。室内で五感を研ぎ澄ます練習にも最適だ

例えば、チタンインサートの『オデッセイ トゥーロン』であれば、しっかりと大きい打音になる。室内で五感を研ぎ澄ます練習にも最適だ (撮影:福田文平)

【さまざまなドリルを行って飽きの来ない練習をしよう】
 
パターはボールを打つほどに上達するクラブです。しかし、どうしても練習が単調になりがちで、飽きが来やすいクラブでもあります。
 
今回の『シニアプロ直伝!冬のコソ練』では自宅で取り組めるさまざまなパターの練習方法をご紹介しました。今日はドリル1と2、明日は2と3といった具合に、日によって取り組むドリルの組み合わせを変えることで、飽きることなく、楽しみながら上達できるはずです。
 
また、パターを1本に絞らず、さまざまなタイプのものを打つのも良いでしょう。頻繁にコースに持ち出すエースだけでなく、自宅で眠っているパターや新しいものを試すにもおすすめです。パターを変えることで、ストロークやタッチの出し方において、今までにない発見があるかもしれませんよ。
 
パターはちょっとした工夫で楽しく上達できますし、スコアアップ効果も非常に高いです。ぜひ冬の間にとことんスキルを磨いて、春以降のゴルフシーズンに備えてください。

ただ練習するだけでなく、自宅で眠っているモデルを引っ張り出したり、新しいパターを試してみるのもおすすめだ

ただ練習するだけでなく、自宅で眠っているモデルを引っ張り出したり、新しいパターを試してみるのもおすすめだ (撮影:福田文平)

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■深掘圭一郎
ふかぼり・けいいちろう/1968年生まれ、東京都出身。男子プロ屈指のショットメーカーとして長年シード選手として活躍し、ツアー8勝をマーク。現在は国内シニアツアーを主戦場にしつつ、ゴルフ番組のMCなど、多方面で活躍。フォーラムエンジニアリング所属

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