グラファイトデザインのオレンジのシャフトDIシリーズも打ってみました。このシャフトはゴルフ場でいっぱい見かけますね!遼くんがオレンジのシャフトにグラファイトデザインのロゴのシャフトで豪快綺麗にかっ飛ばしてたイメージもあり流行っているのでしょう。これも振りやすいシャフトで、シャフト全体が程よくしなるという感じです。シャフトの弾き感もバツグンで、打った瞬間の打感が素晴らしく気持ちが良いです。手に残る感触ががとても柔らかく、叩くというよりは、ポーンと運んでいるような感覚が残ります。ポーンと運んでるわりには、大きな放物線で飛んでくるし、スピン量も最適に安定してくれます。
今回はたまたま2者を比べてみましたが、両者の結果を比べても基本的には5ヤードも変わらないというか、平均すれば同じくらいの距離でした。どっちも飛ぶし、方向性も安定しているというのが本音です。どっちも合うわけですからどっちを選んでも大丈夫なのです。シャフトの色やデザインの好みもありますし、暗い色のシャフトよりは明るい色のシャフトのほうが弾くような感じがするというメンタル的な部分もあるでしょう。また、同じヘッドを装着していても、シャフトによって弾き感や手に残る感触が違うのを感じられると思います。最近のドライバーでは同じヘッドにシャフトを簡単に取り付けられるものがありますので、バッグに2,3本入っている人も見かけます。数値で決めるもよし、実際の弾道で決めるもよし、でも、一番は持った瞬間の感じ、構えた時の感じ、振りやすさの感じ、音、打感、といったフィーリングでしょう。フィーリングの合うものはナイスショットのイメージが作りやすいですね。車を選ぶときもそうかもしれませんが、まずは好きなブランドで選ぶのではないでしょうか。でも、良い意味でも悪い意味でも先入観がありますよね。そこから、ある程度の予算を決めて、車のデザインで乗るのか、性能で乗るのかを決めますよね。で、あと、ちょっとこの値段を出せばもっと良いのが買えるという場合はそっちにいってしまったりしますよね。難しいところです。ディーラーの人がいくらこれが良いですよと言っても結局は決めるのは自分なんですよね。
自分で実際に手にとって見てみる、打ってみると少なからず印象は出てくるはずですよ。何も感じないとしても、感じようとすると絶対に良いところも悪いところも感じられるはずです。自分がいかに気持ちよく振れるかということを大事にしてください。