スイング中に脚が止まると、上半身が突っ込む上体になったり、上半身が目標に早く向きすぎたり(体の開き)するので、いわゆるスライスボールが出たり、とてつもなく左に飛んでいくボールになったり、最悪の場合は空振りに近いチョロになったりします。ラウンド後半で脚が止まるということは、間違いなく疲れでしょう。疲れていないと感じていても、脚が棒のようになり、思っている以上に動かなくなっています。脚が止まると、ドライバーだけでなく、傾斜からも上手く打てなくなります。
脚を上手く使うためには、日頃から脚を鍛えるというのが一番よいとは思いますが、なかなかそういうわけにもいかないと思います。それよりも脚の少しストレッチをラウンド中に取り入れてみてはいかがでしょうか。実際ボールを打つのは、2秒かからないくらいで、ほとんどの間は待ってる時間が長いわけです。その間に屈伸したり、ストレッチで伸ばしたりするだけで、後半になっても脚の止まらないスイングが出来るようになります。
ほとんどのゴルフ場はカートプレーが主流になってきていますが、座ってる時間が長いほど、足がだるくなってくるものです、逆に歩きのプレーのほうが常に足を動かしているためにラウンド最後までスムーズに脚を動かしてスイングすることが出来ます。脚が疲れて棒のようになってきたなと思ってからでは遅いので、早め早めの細かいストレッチを心がけてみてください。必ず、脚がうまく使えて全部のショットで好結果が期待できるようになりますよ。