音楽を聴いて飛ばす！

　ゴルフって、しーんとした静かなフィールドでやるスポーツですが、練習の時に音楽を聴いてはいかがでしょう？ゴルフの練習場に行くとたいがい音楽が流れていますよね。多少、つまらないと思っている練習もはかどったり、少なからずリズム良く打てることもあるでしょう。調子の悪い時はその小さなBGMでさえカッカして聞こえない時があるでしょうが…。僕が、今日お勧めしたいのは音楽をイヤホンで聞きながら大音量でノリノリで打ってもらう練習法です。

　練習場では他の人の打つ音や、BGMも聞こえてきますが、自分の世界に入り込めるほど集中できない環境かもしれません。とくに、前の打席の人がキーンと音の高いドライバーで打ったりするとビックリする事すらあるくらいです。ところが、自分の好きな曲を大音量でヘッドホンで聴いていれば、ほとんど、周りの雑音が聞こえなくなるので自分の世界に入りたい時、集中して練習したい時、当たりが悪くてインパクトの音を消したい時なんかにはとても有効だと思います。

　当たりが悪い時のインパクトの音を消すって結構大事だと思います。トップしたり、ダフったり、シャンクしたり悩んでいることもあると思いますが、インパクトの変な音が聞こえなければ意外と手の感触も悪くないってご存知ですか？シャンクとかあの怖いペシッっていう音も、音が聞こえなければそんなに気にならないものです。むしろ音楽を聴いているのでミスショットもさらっと流せて気分を変える事ができます。

　テンポの速い音楽とテンポの遅い音楽。スイングリズムが速くなりすぎて困っている人にはテンポの遅い癒し系のクラシックなんか聞いてもらうとスイングリズムをゆっくりにして、リラックスして柔らかく振ることが出来ます。逆にスイングテンポの遅い人はテンポの速いロックなんかを聴いてノリノリで打つとスイングテンポを早くすることが出来るでしょう。僕はスイングテンポが遅かったので、1スイングに2.5秒くらいかかって悪いミスは遅い時に出ていました。でも、スイングテンポを修正した今では1.4秒くらいになりました。やかましいハードロックを聴きながら練習した記憶があります。おかげで、飛距離も30ヤードは伸びました。テンポを変えるだけで30ヤード伸びたんですよ！スイングテンポは速すぎても遅すぎてもダメなんです！

　音楽を聴きながら練習するといろんなプラス要素もありますが、マイナス要素もあるんです。それは、音楽を聴いてるときは、周りの音が気にならないけど、逆に音楽を聴いていないときに、周りの音が聞こえて気になって今までよりも集中できないという人もいるかもしれませんね。あくまで、そういう練習方法、気分転換ですから、割り切って練習する事をお勧めします。