【今野一哉プロの最新シャフト事情解説】250ヤードを狙う人は50g台でOK! プロは速く振れる軽シャフトで飛ばしていた
そうなると軽量シャフトの方がメリットが大きい。60グラム台から50グラム台にするだけで、ヘッドスピードが2 m/s前後は上がるので飛距離が伸びます。だから、ツアープロも積極的にシャフトを軽量化していると思います。スペックをXからSにする人が増えた理由も、全体的にシャフトの挙動が安定したからだと思います。
現状、アマチュアのシャフトスペックは重すぎると思います。男子プロが60グラム台の時代なので、アマチュア男性は50グラム台で十分。個人的には250ヤードを狙う人は50グラム台、それ以上の飛距離を狙う人は60グラム台がマッチすると思います。
こんの・かずや/82年生まれ。米国サンディエゴにゴルフ留学後に、「18GOLF」の代表としてレッスン活動を行う。クラブ知識が豊富でプロテスターとしても活躍
ヘッドスピード50m/s以上でも、プロは軽シャフトで飛ばしていた!
取材トーナメント/RIZAP KBCオーガスタ、フジサンケイクラシック、ニトリレディス 取材協力/クールクラブス東京本店(スイング碑文谷内)
写真/相田克己、岩本芳弘、岩井康博、佐々木啓、鈴木祥、米山聡明、渡辺義孝 構成/野中真一