ルール上限の反発エリアを拡大! すべてはスピードアップのため。
「飛距離アップのために欠かせないのはボール初速の向上ですが、そのためにヘッド体積は460ccであるべきだと我々は判断しています。慣性モーメントを大きくし、ヘッドの挙動を安定させることでより広い打点エリアで高い反発を得ることができるからです。これが今回、TS2・TS3ともにフルサイズとなっている理由です。また、TSドライバーは反発に関わる数値をさらに厳しく検査しています。もちろん反発性能はルール内ですが、その上限に迫る反発をフェースの広範囲で発揮できるように、フェースやクラウンを徹底的に薄肉化しているからです」(タルジ氏)
もちろん薄肉構造だけでなく、TS2・TS3モデル別の最適重心設計、ヘッドスピードをアップさせるクラウン形状など、あらゆる角度からスピードアップを考えることで、想像を超える飛距離を生み出しているのだ。
打ってすぐにわかった“スピード感”。 これがプロを虜にするポイントか!?
「一瞬、ボールの行方を見失ったほど初速が高かった。いつものイメージよりもボールはずっと先。飛んでいるのは間違いない」(編集部H)
「明らかにボール初速が出ている。飛ばすのにチカラがいらない感じ。今までのタイトリストドライバーとは違う。難しさが一切ない」(ライターC)
平均的なアマチュアゴルファーが数球打っただけでわかる“スピード感”。まずはこれが『TS2・TS3』ドライバーに共通する最大のポイントだといえそうだ。その初速のちがいは、プロの間でも話題になっているという。