筒「ロールとFPが大きめなので、めちゃくちゃ上がります」
筒 「そうですね。スピン量が少ないボクにとって、打ち出しは上げられれば上げられるほどキャリーが伸ばせますからね。さておき、構えるとすごく投影面積が大きな丸型で、クセがないですね。嫌いな人が少ない顔です。じゃ、打ってみます」
―― パギィッ! ――
筒 「確かに上がりそう。これ、フライトスコープ『ミーボ』で弾道測ってみましょうか。横から弾道を見た形にした方が、どれだけ球が大きいのかわかりやすいので」
―― パギィッ!✖5 ――
筆者 「筒さん、打ち出しが23度近く出てますけど、大きすぎません?いくらヘッドスピード40.7m/sだと考えても、適正な打ち出し角って15、6度くらいじゃないんですか?」
筒 「でも、長岡さん、このヘッドスピードで230ヤードキャリーするって、飛ばし屋の長岡さんにはメリットが想像つかないんでしょ?元々スピン量が少なくて打ち出しが低い人にとって、ビッグキャリー性能はメリットしかないと思いますよ。アベレージゴルファー向けで売れているモデルはみんなそうじゃないですか。
『JGR』然り、『ゼクシオテン』然り、『ローグスター』然り…。どれも高打ち出しでつかまるモデルばかりですよ。だって、上がらないモデルをコースで使うと、球を無意識に上げにいくでしょう?右肩下げたりリキんだり、余計なことをするからさらにミスが増えて悪循環になります。そんなことゴルファーも既に分かってますからね」
筆者 「まぁ、アベレージゴルファーにとってはそうですが、カスタムパーツメーカーを選ぶ人って、元々上手い人ばかりじゃないんですか?腕に覚えがある人が使うクラブでしょ?なんでアベレージゴルファーが喜ぶ性能を持たなきゃならんのか意味がわかりませんけど…」
P編 「私も数年前まで長岡と似た考えを持っていたけど、今はないね。PING『G400』に替えてから、ドライバーに対する考え方が変化した。やっぱり高打ち出しで適度にスピンが入ってビッグキャリーで曲がらないというのは、圧倒的にラクなんだよ。
調子が良くて振れてる時じゃないとナイスショットが出ないクラブをずっとエースにしてたけど、余裕がないからミスが増えてつまらなくなる。キャリー製造能力が高いクラブは、余裕と保険が効いているから、FWに置きやすいしスコアにもつながりやすいと心底思うけどね」
筆者 「村田さんも歳とりましたねぇ〜。なんか、今までずっと飛ばしのライバルでしたけど、ラクな方に逃げてギラギラ感がなくなって残念な感じですよ。アナタの若い頃を知ってるこちらとしては…」
P編 「……」