「違反ボールには苦い記憶が…」(筆者)
筆者 「いや、ないですけど、高反発ボールですよね?あの重くて小さいやつでしょう?ボクは打感が硬い印象しかないので苦手です…。飛ばしは求めるし競技に出るわけでもないですが、違反ボールには拒絶感が…」
筒 「仲間うちの遊びならいいでしょう?ちょっと打ってみてくださいよ。長岡さんの探しているちょっと安めのダース4,000円ボールですよ?」
筆者 「う〜ん、マジで重く小さい違反ボールには苦い記憶があるんですよ…。いくつか事件がありまして」
P編 「なんだよ?競技で使って失格にでもなったのか?」
筆者 「だから!競技には出てないって。昔、人生最高のエースドライバーがあったんですが、とある違反ボールを打ったせいで死なせてしまいまして…。そこからドライバー探しの長い旅路の途中で、ゴルフを楽しめない時期が長く続いたんですよね(泣)」
筒 「なぜ違反ボールのせいにするの?どうせ背中にぶつけてシャフトを折ったとかじゃないの?」
P編 「……。同情してほしいようだが、ただのバカというか、自業自得じゃないか」
筆者 「誰が割れるなんて想像します?あのドライバーを失ったせいで、ボクがどれだけムダなカネを使ってきたと思ってるんですか!しかも、10年近く経ってもあのエースを超えるものはまだ見つかってないんですよ?」
筒 「……。ていうか、あなたは本当にギア担当?なんで10年もエースドライバー不在なんですか…。四の五の言わずに早く『飛砲プレミアム』を打ってくださいよ」
「高反発ボールはカチカチ」の常識が崩壊!?
P編 「なんだよ、“石”って、言い過ぎだろ!編集者のくせに表現が悪すぎるよ。言葉を選べ、言葉を」
―― パインッ! ――
筒 「石に感じますか?」
筆者 「……。ちょっと待って、もうちょっと…」
―― パインッ!✖3 ――
筆者 「っていうか、コレ本当にルール違反の高反発ボールなんですか?なんか普通のディスタンス系ボールの打感ですよ。けっこう柔らかくて気持ちいいなぁ。ナニコレ…」
筒 「この打感でもフェース割れを心配します?鉄粉は入ってませんが、れっきとした重いスモール高反発ボールですよ?」
筆者 「……。(これならフェースが割れないかも…)」
筒 「じゃあ決まり。コレ持ってラウンドしてみましょうよ」