なんじゃ、このヘッド。FWにも2本の柱が入っとる!!
P編 「そうなんだよ。EPICシリーズでは、ドライバーにだけジェイルブレイクテクノロジーが入っていて、FW、UT、アイアンには2本の柱は存在しなかった。ついにやってきたね、キャロウェイ…。筒さん、早く脳内試打結果を教えて!」
P筒 「でも、言ったら頭を割られるんでしょう?」
筆者 「余計なことを言わなければビール瓶は出しませんよ。あと、いつもの超絶すべり芸とかが無ければ、今回は頭を割りませんから安心してください」
P筒 「いや、ボクはいま貴乃花親方や貴ノ岩の気持ちがよくわかります。協会、つまりお二人のことを信用していれば喋りますよ。貝になるには理由があるんですから!」
P編 「筒さん、FWの脳内試打結果を今すぐ言わないなら、私がビール瓶を出そうか?」
筆者 「まぁ、EPICには2本の柱がないからしょうがないか」
P筒 「はい。で、結果見てください、このFPの違い。『ROGUE』は『GBB EPIC』よりも相当FPが大きくなっていると予想できます。というよりも、ヘッド後方の位置も両者は違うので、やはりネックの位置自体が変化したのかなぁと予想しますね」
筆者 「でも、2本の柱が入ったってことは、ウェイトが前にいくから浅重心になって球が上がりづらいんじゃないですか?」
P筒 「だと思うでしょう?そこが今回のFP極大の理由だと見ています。FPがここまで大きいことで、球の拾いやすさと打ち出し角が強烈に上がる効果が出てきます。それでいて、2本の柱で浅重心になっているため、高打ち出しはFPで作り、実は浅重心で低スピン効果も出た上に、2本の柱の高初速効果も出ているというわけです。長岡さん、どういうことかわかりますよね?」
筆者 「高打ち出し・高初速・低スピン……。あ〜あ、キャロウェイ、ついにやっちゃいましたね。コレ空前絶後の大ヒットFWになること間違いナシじゃないですか!しかも、超FP大ってことは、ラフからとかも猛烈に球を拾いやすくなりますよ?」
「カァーーーーーッ!!!」(P筒)
P編&筆者 「…………。なんです?その仕草と顔は?」
P筒 「いや、この『ROGUE』のFWのヤバさを2本の牙でモンスター風に表現しました。『ROGUE』ってならず者とか、悪童とか不良とか、そういう意味でしょ?2本の柱というか、コレは鋭い牙ですし、FPが出ているので出っ歯という意味で…」
P編&筆者 「…………。(やっぱり超絶すべり芸出してきたか…)」
P編 「長岡、大至急、ビール瓶を持ってきてくれ」
筆者 「はい、喜んで!!!」
Text/Mikiro Nagaoka