というのも、開幕当初から『P01-7』というプロトタイプで、選手が堂々と使用していたこのモデル、「どう見てもイエローの差し色は『JGR』の後継じゃん!」と思いつつも、発表がこのタイミングだったから。しかも、どの選手に聞いても「いい」としか言わないのだから、情報が取れないフラストレーションが長期に渡り、激しい【待ちチョロ】をしてどっと疲れた気分だ。
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よくある筆者の待ちチョロはさておき、新しい『TOUR B JGR』の何が変わったのか? 考察していきたい。まずは、製品概要から見ていこう。
キャッチコピーは“飛距離モンスター”。ソールの牙でクラウンのたわみがミソ!
また、クラウンに以前から入っていた溝が追加され、「ウェーブパワースリット」が入ることで、波型にクラウンがたわむという。従来よりもクラウンのたわみ量が増大することで、初速と打ち出し角をさらにアップさせて飛距離性能を向上するとしている。
筆者の想像だが、このテクノロジーは飛距離性能アップもあるが、打感の良さやコントロール感にも寄与していると感じる。確かに打ってみると、前作よりも球持ち感が増していると感じる。この辺りは打球音の印象も大きく関わってくるだろうが、明らかに前作より球持ち感が高く、この辺りがツアープロ全員が高評価する点ではないだろうか。