亀代順哉「ランが出て3,4ヤードは伸びました。球がくっつきます」
『G』とはすごくヘッドが変わりましたよね。『G』ははじくというかソリッドな打感ですけど、『G400LST』は小ぶりになって球持ちが明らかにいいですよね。長く押せる感じになったのは好印象です。ただ、本音でいうとボクは小ぶりなヘッドより大きなものの方が好みなんですけどね。でも、データで見ても初速も出ているし、ランも明らかに増えているんですよ。
チャン・キム選手が同じ『G400LST』ですごい飛距離アップしているのは、正直刺激になりますよね。報道で彼のドライバーは43インチって書いてありましたが、ボクがPINGさんに聞いた話だと、彼のドライバーは45.25インチで組んだと聞いていたんですよ。全米オープンで組んだから、向こうのスタッフが短く組んだんですかね。それにしてもすごい飛距離ですよね……」(亀代順哉)
永野竜太郎「当たると10ヤードくらい『G』よりも飛ぶ。長さも同じですよ」
チャン・キム選手は元々規格外の飛ばし屋だし、ツアーの選手同士の間でもヤバイと思っていましたが、その彼が『G400LST』に替えてさらに平均10ヤードくらい飛距離が伸びたと言ってるらしい。ただでさえ飛ぶのに、そうなるとどうなっちゃうの?って感じですよね…
『G400』のFWもすごくいいですよ。曲がらず飛距離が出ます。フェースのたわみが良くて、真っすぐドーンって感じで飛んでいきます。ドライバーだけじゃなく、FWもかなりいいですね」(永野竜太郎)
以上が男子プロそれぞれが感じている『G400』シリーズの試打レポートだ。次回は、アマチュア試打に関してもお届けする予定。
Text/Mikiro Nagaoka