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プロギアの『RS+ ドライバー』ってどんなクラブ?

ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!

配信日時:2020年9月11日 17時00分

「“強芯”で楽々飛ばす!」 by ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典

<試打スペック>『RS5 RS+ ドライバー』
フェース:チタン(Ti-6Al-4V)
ボディ :チタン(Ti-8Al-1V-1Mo)
クラウン:カーボン(CFRP)
体  積:460cc
ロフト :10.5度(11.5度もあり)
シャフト:Speeder EVOLUTION FOR PRGR(M-40)
長  さ:45.75インチ


ロマン派ゴルフ作家の篠原です。
今回は『RS5 RS+ ドライバー』のお話です。

プロギアのドライバーは、センスが良い格好良さというイメージがある人が多いと思いますが、『RS5 RS+ ドライバー』も、そう言う意味で裏切らない渋さがあります。一番やさしいポジションのドライバーということで、名称に付けられたプラス(+)が良いです。お得感というか、飛距離がプラスされている感じがします。

アドレスしてみると、ドローモデルということですが、『RS5 RS+ ドライバー』は左に行きそうな雰囲気は強くありません。特に目立つのは、フェースがアイアンのようにストレート気味にカットされているように見えることです。『RS5 RS+ ドライバー』は、右に行くことを恐れずに、少し開いて構えるぐらいでちょうど良い感じになります。

RS5 RS+ ドライバー』をコースで打ってみました。平均で230ヤード。ヘッドスピード40m/秒の僕としてはトップレベルに飛ぶドライバーです。『RS5』シリーズの3種類のドライバーの中では、貧差ですが、『RS5 RS+ ドライバー』が一番飛びました。飛距離性能は疑いありません。

弾道は軽いドローで、普通に打つと15ヤードぐらい曲がるイメージです。高弾道です。

RS5 RS+ ドライバー』の打音は音量が大きめで、少し残響がある金属系の高音質です。強い弾き感がある打ち応えは、カーボンとの複合ヘッドを感じさせません。

RS5 RS+ ドライバー』は、ドローで飛ばしたいゴルファーにオススメです。やさしいドライバーです。楽にボールが上がり、強振せずとも、タイミングで打つと自然と飛んでくれます。

ヘッドスピードが速いゴルファーは、他の2機種を試してもらって、ヘッドスピードに自信がないゴルファーに『RS5 RS+ ドライバー』をオススメします。

RS5 RS+ ドライバー』は、感じませんが、45.75インチと長いのです。それでいて、軽いのです。これらが複合して、パワーがないゴルファーを助けてくれるというわけです。強振して飛ばすのではなく、芯に当てて「強芯」で飛ばすドライバーが『RS5 RS+ ドライバー』です。

コースで試打をしていて、あまりにも楽に飛ぶので、少し戸惑いました。同じ経験をしたいゴルファーは、ぜひ打ってみて欲しいです。

コメンテータープロフィール

篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。

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