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ヨネックスの『EZONE GT ドライバー』ってどんなクラブ?

ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!

配信日時:2020年6月19日 17時00分

「ヨネックスの技術で曲がらないドライバー!」 by ヴィクトリアゴルフ世田谷店チーフ・佐藤一樹

ヴィクトリアゴルフ世田谷店・佐藤です。ヨネックス『EZONE GT ドライバー』の印象をお伝えします。

『EZONE GT ドライバー』は、ヨネックスが2020年3月に発売したクラブです。メーカーの説明では、新EZONE GT シリーズは、新次元カーボンの採用と創造力を極めた新構造により世界ナンバー1の飛距離を追求した“飛ばせる”アベレージ向けゴルフクラブです、ということです。

ドライバーは、カーボンクラウン裏面、ソール裏面のフェース側、フェース裏面の3カ所に「InCore Grove(インコアグルーブ)」を配置して、たわんで飛ばす反発フェースでミスヒットでも飛距離を損ねないようになっています。また、縦溝を高精度にミーリングした「CNC縦ミーリング」で、ボールの曲がりを軽減するそうです。

世田谷店のお客様で、新しい『EZONE GT ドライバー』を知っている方はほとんどいません。知らないので試打される数が増えませんが、こちらで推薦して打ってもらうと、曲がらないということは、すぐに実感してもらえます。

面白いのは、特にヒールに当たるお客様には良いのです。初速が落ちないし、曲がりが小さいからです。

自分でも『EZONE GT ドライバー』を打ってみました。フェースの「CNC縦ミーリング」は、かなり効きます。本当に曲がりません。飛距離性能は、かなり飛ぶほうですが、ぶっちぎりで飛ぶというわけではありません。どちらかと言えば、平均飛距離で飛ばすドライバーということになります。

曲がってしまって、失敗しやすいゴルファーに『EZONE GT ドライバー』はオススメします。

また、280g台の軽いドライバーの中では飛距離性能は際立っていますから、軽いドライバーで飛ばしたいゴルファーにもオススメします。

『EZONE GT ドライバー』は、ヨネックスの技術力の高さを証明するクラブです。国産の意地を感じたいゴルファーに打って欲しいです。

コメンテータープロフィール

佐藤一樹
目の肥えたお客様が多いヴィクトリアゴルフ世田谷店でチーフを務める。

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