複合構造を実現した特許取得の特殊接着技術
軽量スチールシャフトの外層にカーボンを積層し、特殊接着層で複合したハイブリッド構造が『N.S.PRO MODUS³ HYBRID』最大の特徴だ
カーボンシャフトには、ボールの上がりやすさや飛距離性能というメリットがある。重量級カーボンなら、追随性や剛性の高さもアスリートには魅力だろう。一方、スチールシャフトには、肉厚の薄さによる、しなりやつぶれの感じやすさ、そして方向安定性がある。『N.S.PRO MODUS³ HYBRID』の複合構造は、これら両方のメリットを活かすためのものだ。
しかし、一言でスチールとカーボンの複合と言っても、実際に製造するのは簡単ではない。『N.S.PRO MODUS³ HYBRID』は、超軽量のスチールシャフトの外層にカーボンを巻きつけ、同社が特許を取得している特殊接着技術で複合している。
しかし、一言でスチールとカーボンの複合と言っても、実際に製造するのは簡単ではない。『N.S.PRO MODUS³ HYBRID』は、超軽量のスチールシャフトの外層にカーボンを巻きつけ、同社が特許を取得している特殊接着技術で複合している。
『N.S.PRO MODUS³ HYBRID』のバット側。スチールシャフトの外側にカーボン積層が巻かれているのがわかる
単に接着すればいいわけではなく、スチールの持つしなり感やつぶれ感に、カーボン積層が上手く追従してくれなければ、そのメリットが活かせない。接着の方法やカーボンの巻き方など、多くの方法を試して『N.S.PRO MODUS³ HYBRID』は生まれたという。
「カーボンシャフトが持つインパクト時の軽快感はそのままで、薄肉に作ることが出来たのが、『N.S.PRO MODUS³ HYBRID』の最大のメリットです。スチールシャフトの扁平としなり、それがあるからこそ、カーボン層の復元力と相まって、これまでにないフィーリングのシャフトになっています」（前出 尾崎氏）
「カーボンシャフトが持つインパクト時の軽快感はそのままで、薄肉に作ることが出来たのが、『N.S.PRO MODUS³ HYBRID』の最大のメリットです。スチールシャフトの扁平としなり、それがあるからこそ、カーボン層の復元力と相まって、これまでにないフィーリングのシャフトになっています」（前出 尾崎氏）
昨年、発表前の『N.S.PRO MODUS³ HYBRID』をウッド系UTに装着していた松山英樹
