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世界のトップランカーが絶賛の「TP5」。アマチュアが打ったら、どうなる?

今年、2代目となったテーラーメイドの「Mシリーズ」の勢いは、さらに加速している。米国PGAツアーにおいては使用率No1を記録しつづけ、今年のマスターズではセルヒオ・ガルシア、ジャスティン・ローズが「M2ドライバー」でワンツーフィニッシュを飾った。すでに、多くの世界ランキング上位選手が「Mシリーズ」で好成績を残しているが、今年のテーラーメイド旋風はクラブだけではない。実は、世界ランクトップ10のうち、5人の選手が「TP5シリーズ」を愛用し、試合に挑んでいたのだ。

配信日時:2017年6月17日 21時29分

飛んで、止まる秘密は、硬さが違う5層構造にあり!

テーラーメイド独自の5層構造

テーラーメイド独自の5層構造

 世界のトップランカーからアマチュアまで“飛んで、止まる”を叶えた「TP5シリーズ」。これまで、ゴルフボールでは “飛ぶ”と“止まる”の相反する2つを兼ね備えるボールは不可能と言われていた。

 しかし、テーラーメイドはその不可能と言われたボールを5層構造で可能にしたのだ。実はテーラーメイドは2010年に誕生させた「ファイブ TP」以来、常に5層構造のボールにこだわっていた。それは、一般的な3層構造のボールにできない性能が5層構造なら可能にできるからだ。
飛距離性能を生むトライファスコア

飛距離性能を生むトライファスコア

 今回の「TP5シリーズ」が世界中で称賛されているのも、その5層構造に秘密がある。5層構造は3層のコア部分「トライファストコア」と、2層のカバー部分「デュアルスピンカバー」にわかれている。飛距離に影響を与えるコア部分では、3層のコアの第1層(最も内側)が最も軟らかく、第2層、第3層と徐々に硬くなっている。その硬さの違いによって、インパクトの瞬間には、最も内側のコアは大きくつぶれる。さらにつぶれてから反発するときには、2層、3層と硬い部分が反発し、大きなエネルギーをボールに伝えることができるのだ。

操作性とスピン性能を生むデュアルスピンカバー

操作性とスピン性能を生むデュアルスピンカバー

 また4層、5層のカバー部分はウェッジやショートゲームへの利点がある。直接、フェースに当たる最外層には柔らかくて薄いウレタンカバーを採用しているので、打感は超ソフト。さらに、その内側の4層部分には硬度があるインナーカバーを組み合わせることで、ウェッジで打ったときにフェースへの“食いつき”による高いスピン性能を発揮できる。
ジャスティン・ローズ(上)、セルヒオ・ガルシア(下)はともに「TP5」

ジャスティン・ローズ(上)、セルヒオ・ガルシア(下)はともに「TP5」

 この5層構造の基本コンセプトを共有したなかで「TP5」と「TP5x」で、さらに細かい好みを選択できるようになっている。今年のマスターズでプレーオフを争ったセルヒオ・ガルシアとジャスティン・ローズは飛距離性能が高いのはもちろん、ソフトな打感とアイアンでの適度なスピン量が出せる「TP5」を使用。高速グリーンで、その性能を証明した。また、より高弾道で、スピンを抑えた弾道を好むジェイソン・デイやローリー・マキロイは「TP5x」を選んだ。

 すでに世界のトップランカーがボールを「TP5シリーズ」にスイッチして、大活躍している。次は、アマチュアの皆さんがスイッチする番だ。
TP5(左)とTP5x(右)

TP5(左)とTP5x(右)

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