筒 「長めに組むのが鉄則です! 後から切れるので」
P編 「ふっ(苦笑)」
筒 「えっ、なんで46インチ限定なんですか? もったいない…」
筆者 「だって、今のエースが44インチですよ? それくらいがちょうどかなぁ〜と思って…」
筒 「え〜、長尺でいくと決めてるなら、長めに組むのが鉄則でしょ。長過ぎたら後で切ればいいんですから。それに、さっき『0811X GEN2』は細かくヘッド重量を減らせるって言いましたよね? 長過ぎた場合のシャフトクロスの悪化を心配してるんでしょ?」
筆者 「んまぁ…」
P編 「ふっ。(やっぱり、分かってなかったじゃないか!)」
筒 「長岡さんの症状もスイングも分かってますから、組み上げに関しては任せてくださいってば!挿し方の顔のチェック以外は、長さもネジの位置も、ボクに任せて」
筆者 「は、はい……」
―― 筒、作業。クラブ乾燥待ち1時間 ――
筒 「できましたよ。もう打って大丈夫」
筆者 「長ッ!!! おかしいって〜、短尺ユーザーにコレは…。何インチですかァ?」
P編 「ふっ。長岡だけにね…。確かに君はおかしい…(ニヤニヤ)」
筒 「?? え、長さは46.375インチですよ。総重量は308.5gのバランスD4です。打つ前から文句言うのやめてってば。早く、打ってください。エースとの差を比べて」
筆者 「分かりましたよ。『M3 460』から行きますね」
―― バキッ✕5(M3 460) ――
筒 「まぁ、スピン量は減ってますよ。飛んでないけど…」
筆者 「耳痛いので、『0811X GEN2』を早く貸して!」
―― バシッ✕5(0811X GEN2) ――
P編 「………。(ぐぬぬ、筒さんめ、余計なことを……)」
筒 「だから、言ったでしょ。この組み合わせ、相性が良いって。重さとかバランスとか気になるところがあれば、ネジの調整もしますよ? それに、シャフトが長過ぎるんですよね? 今すぐ切るから貸して!」
筆者 「ダメダメ。切っちゃダメ。このまま行くに決まってるでしょ! 何を言ってるんですか!」
筒&P編 「………。(お前だよ!)」
Text/Mikiro Nagaoka