ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

XとJGR、2つの「TOUR B」。 <br>ツアープロが選ぶ基準はどこ?

XとJGR、2つの「TOUR B」を展開するブリヂストンゴルフを例に、ツアープロのクラブ選びを見てみよう。

配信日時:2018年11月15日 11時59分

プロが『TOUR B JGR』を選ぶ理由は
”安定した弾道”にあり

めったにクラブを変更しない事で有名なクーチャーが決断(写真:GettyImages)

めったにクラブを変更しない事で有名なクーチャーが決断(写真:GettyImages)

もうひとつの『TOUR B』である『TOUR B JGR』は2017年秋に発売されたモデルで、球がつかまって飛ぶドライバーとして今でも店頭で人気が高い。一見、スライスに悩むアマチュア向けのモデルと思ってしまいがちではあるが、その飛距離性能とミスヒットへの強さ、何より安定した弾道に惚れ込むツアープロは多い。
昨年の9月に発売され、店頭売上No.1を記録した『TOUR B JGR』。発売1年経った今でも人気のモデルだ

昨年の9月に発売され、店頭売上No.1を記録した『TOUR B JGR』。発売1年経った今でも人気のモデルだ

11月の「マヤコバ・ゴルフクラシック」で4年ぶりの勝利を挙げたマット・クーチャーもその一人で、この勝利で米ツアー8勝目となった、リオ・オリンピックのゴルフ競技の銅メダリストだ。

「ドライバーを替えたことでショットが安定し、ミスショットでの飛距離ロスも少なくなった。今回の林間コースは高い操作性、安定性が要求される中で『TOUR B JGR』ドライバーの性能が22アンダーというスコアにつながった」(クーチャー)

安定した弾道とミスヒットに強い『TOUR B JGR』で、難コースとして知られる「エル・カマレオンGC」を攻略したクーチャー。数年ぶりのドライバー変更がもたらした、40歳でのツアー優勝である。

他にも、女子ツアー屈指の飛ばし屋として知られる渡邉彩香も『TOUR B JGR』を愛用。そもそも飛距離で他のプロを圧倒している渡邉彩香が選んだ理由はその飛距離性能だけではなく、曲がることの怖さを人一倍知っているからこその弾道安定性にあることがうかがえる。

計測器のデータをクラブ選びに生かす

クラブ選びは、一昔前では想像できないほど進化している。練習場やインドアの施設で気軽に利用できるようになった計測器を使えば、打ったボールのスピン量などツアープロのみが得ていたデータを、一般のゴルファーでも簡単に知ることができるようになっているのだ。

しかし、自分のスピン量を知っていても、ツアープロでさえスイングや技術でそれを調整はできない。参考にした『TOUR B』なら、多すぎるスピン量を減らして飛ばしたいのであれば『TOUR B XD-3』ドライバーを選べば良いし、スピン量が適切なのであれば、安定したドローボールを易しく打つために『TOUR B JGR』ドライバーを選べば良い。

自分の打球のデータが気軽に取得できるようになった今、ツアープロのクラブ選びを参考にして自らに当てはめれば、クラブ選びでの迷いや失敗は大いに減らせるのである。

読まれています


おすすめコンテンツ

関連サイト