プロも使う『ゼクシオ』
昨年後半に『ゼクシオ9』を手にした額賀辰徳は、ツアー屈指の飛ばし屋だ。終盤戦に連続して上位に入り、シード復活を確定させたが、『ゼクシオ』への変更は、その好成績の要因のひとつにあげられるだろう。
一般的なプロモデルのドライバーに比べると、『ゼクシオ9』は重心位置が深く、ボールの曲がりは抑えられやすい。飛距離が出る選手は、当然曲がったときのトラブルにもなりやすいが、プレッシャーのかかるシード争いの中で、そうした曲がりにくさが力を発揮したのではないだろうか。
今回の『ゼクシオ9』は、ヘッドスピードの速い人むけに『Miyazaki Melas』シャフトという、しっかり目のシャフトがラインナップされている。とはいえ、このシャフトは50g台で、それほどハードではない。ヘッドスピードが43m/sを超えるようなハードヒッターなら、カスタムシャフトを使ったほうが良さそうだ。むしろ、まだまだ元気いっぱいのシニア層に、こちらの『Miyazaki Melas』シャフトを使って、ブンブンと振り切って欲しいところだ。
【ゼクシオ9 使用プロ】
<男子>
中嶋 常幸プロ
山下 和宏プロ
P.マークセンプロ
冨山 聡 プロ
大堀 裕次郎 プロ
<女子>
吉田 弓美子プロ
青木 瀬令奈プロ
香妻 琴乃プロ
北田 瑠衣プロ
