今や多くのメーカーが新製品をリリースし、使用プロも増加している『ミニドラ』。そのメリットを深掘りしていくと、大型ヘッドでも、3Wでもできない“曲がらない”に特化した性能を持っていることが分かった。その詳細をギアコーチの筒 康博に解説してもらう。
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米男子ツアーでも大型ドライバーの下に入れる形で『ミニドラ』をバッグインする選手が増えています。開催コースが狭く、ティショットの精度が求められる場合などにスポットで使用するケースも多いようです。
大型ヘッドと比較して、体積にして100cc以上も小さい『ミニドラ』ですが、10グラム以上重い。余剰重量を生かして重心が深過ぎず、浅過ぎずの絶妙なバランスに設計することで、小さいヘッドでも大型ドライバーと同じかそれ以上の左右MOI※を実現し、方向性や寛容性を高めているんです。
さらに、3Wよりは大きめになるので構えたときの安心感があり、43.5~43.75インチと短尺になっていて当てやすい。ヘッドもシャフトも重い分、ヘッドが暴れにくくなり、スイング軌道も安定しやすいのでミート率も高くなります。
小ぶりでシビアだと思われがちな『ミニドラ』ですが、実は、振り抜きやすく、当てやすく、曲がりづらい。ティショットが苦手な人には持ってこいのクラブなんです。
■解説 筒 康博
つつ・やすひろ/過去の名器から最新クラブまで豊富過ぎる知識を持つ通称“ギアコーチ”。ドライバーのHSは40m/s。インドアゴルフレンジKz亀戸店で日々アマチュアの悩みに応える
※「左右MOI」の数値はヴィクトリアゴルフからの提供。同社では精密に最適なクラブを推奨する「ヴィクトリアゴルフ・フィッティング」のためにヘッドやシャフトの詳細なデータを独自に計測している
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