日本女子プロゴルフ協会が主催する公式戦で、電機メーカーのコニカミノルタ株式会社が特別協賛。1968年に第1回大会が開催され、今年で第56回を迎える。毎年、開催する都道府県、ゴルフコースを変更するサーキット方式を採用。今年は長崎県長崎市にあるパサージュ琴海（きんかい）アイランドゴルフクラブが会場となる。

同GCは1992年に開場。大村湾に突き出した半島に広がるコースで、日本では数少ない海越えのショートホールもある。コースの距離も長く、戦略性に富んだシーサイドコースだ。「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」の開催は2015年に次ぐ2回目。2010年には男子ツアーの公式戦「日本プロゴルフ選手権大会」も開催されている。

歴代の最多優勝者は樋口久子で、第1回大会から7連覇を含む9勝を挙げている。続いて大迫たつ子が4回、岡本綾子が3回で続く。昨年はプロルーキーイヤーだった川崎春花が、レギュラーツアー初優勝を公式戦で飾った。