1978年に「北海道女子オープン」として開催され以来、今年で40回目を迎える北海道の老舗大会。「東洋水産レディス北海道」「シャトレーゼクイーンズカップ」を経て、2006年からは明治製菓がスポンサーとなり、今年からは大会名に北海道を付け「北海道meijiカップ」として新スタートを切る。舞台となる札幌国際カントリークラブ島松コースは、男子トーナメントも多く開催してきた名門コース。白樺などの自然林や砲台グリーンなど、見た目の美しさとは裏腹に、随所にワナが仕掛けられている難コースを、選手たちがどう攻略していくかに注目したい。昨年は首位タイから出たイ・ボミ(韓国)がさらにスコアを伸ばして優勝。ボミはこの勝利で早くも昨年の獲得賞金1億円を超え、出場14試合での大台突破はツアー史上最速の記録となった。