PGAツアー
米国男子
全米プロゴルフ選手権
“メジャー・ハンター”のブルックス・ケプカが全米プロ4勝目へ「やっぱりメジャーは楽しみ」
今週16日から「全米プロゴルフ選手権」がいよいよ始まる。大会連覇をめざすブルックス・ケプカが会見に臨んだ。
配信日時: 2024年5月16日 05時00分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -21 | ザンダー・シャウフェレ |
2 | -20 | ブライソン・デシャンボー |
3 | -18 | ビクトル・ホブラン |
4 | -15 | トーマス・デトリー |
4 | -15 | コリン・モリカワ |
6 | -14 | シェーン・ローリー |
6 | -14 | ジャスティン・ローズ |
8 | -13 | ロバート・マッキンタイア |
8 | -13 | スコッティ・シェフラー |
8 | -13 | ジャスティン・トーマス |
<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇15日◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609ヤード・パー71>
現在はLIVゴルフに身を置くブルックス・ケプカ(米国)が、連覇をめざす大会を前に会見に臨み、いまの気持ちを明かした。米ツアー通算9勝のうち、本大会3勝、「全米オープン」2勝で“メジャー・ハンター”の名をほしいままにしてきた。昨年大会ではLIV勢初のメジャータイトルも獲得。今年も大将役として、メジャー6勝目を狙う。
今月上旬のLIVシンガポール戦で同ツアー4勝目を飾るなど、調子は悪くない。先月の「マスターズ」では不本意な45位という結果に終わり、「チームに謝った」と、ふがいなさのあまり周囲に頭を下げるほど悔しかったという。「罰のようなトレーニングも科されて」と、必至に調子を取り戻し、東南アジアで勝利し、今大会を迎えることができた。
「勝ったあとは何も反省したり考えることはないけど、負けた後は振り返りが大事」。そんな気持ちで過ごしたマスターズ後の1カ月。相性のいい大会にしっかりと間に合わせてきた。
毎年コースが変わる全米プロだが、今年のバルハラGCは10年ぶりの開催。前回開催の2014年には15位タイに入っている。その14年大会はローリー・マキロイ(北アイルランド)、00年大会ではタイガー・ウッズ(米国)が勝利と、長距離砲が有利と言えそうだ。
「このコースはロングヒッターが有利。まだ地面も軟らかいし、距離も長い。とにかくフェアウェイに置かないと」とビッグドライブをいかにフェアウェイに置くかが勝負のカギ。「やっぱりメジャーは楽しみ。ベストなメンバーと戦うなかで、彼らにもいいプレーをしてほしいし、自分もそう。そして勝つことができればいい」と戦闘態勢に入っている。
18、19年に続く2度目の大会連覇へ。「やはりメジャーは楽しみ。このためにやっている」とハンターが、初日からフルスロットルで難コースに挑んでいく。
この記事のタグ
関連記事
全米プロゴルフ選手権
全米プロゴルフ選手権のニュース
- 猛追およばず…LIV戦士ブライソン・デシャンボーは1差惜敗「次に向けて勢いはついた」
- X・シャウフェレがメジャーVでビッグマネー獲得 日本勢はいくら稼いだ?
- 久常涼は松山英樹とのラウンドに感激 「自分にはないもの」…違いを感じた部分は?
- X・シャウフェレ、メジャー初優勝は「とても甘美な味わい」【舩越園子コラム】
- 今年の「全米プロ」で生まれたスーパーショット集【全国無料放送・BS松竹東急 特別動画】