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松山英樹が大逆転で米ツアー9勝目「これ以上は望めないラウンド」

米国男子ツアー「ジェネシス招待」最終ラウンド。松山英樹が「62」をマークし逆転優勝を果たした。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年2月19日 08時30分

<ジェネシス招待 最終日◇18日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>

首位と6打差からスタートした松山英樹がボギーなしの9バーディで回り「62」をマーク。トータル17アンダーで先にホールアウト。後続を待ったが、そのまま逃げ切り、逆転で米国男子ツアー通算9勝目を果たした。

若い!米ツアー初V時の松山英樹【写真】

2022年1月の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」以来となる勝利。同じ8勝で並んでいたK・J・チョイ(韓国)を抜いて、アジア勢最多勝利数を更新した。

出だしの1番パー5でカラーからピタリと寄せてバーディ。2番ではグリーンエッジからチップインバーディ。3番でもバーディと3ホール連続でバーディを奪い、首位を追って後半へ。

すると10番からまたしても3連続。15番パー4では2打目を20センチにつけてタップインバーディ。16番パー3ではもう少しでホールインワンというスーパーショットでまたしてもバーディ。17番パー5でもバーディを奪取し、この時点で後続と2打差。最後のパーパットを沈めて右こぶしを強く握りしめた。

「これ以上は望めないというラウンドだったのですごくよかった」と大会コースレコードまで1打に迫る内容には満足の表情。「9勝目ができたので、二桁(優勝)に乗せたいという気持ちも強いですし、やっとワールドランキングが下がるのも止められたのでよかったです」と笑顔を見せた。

2年ぶりの優勝は圧巻の逆転劇。昨シーズンはケガに苦しみ未勝利に終わった。完全復活を告げる圧倒的な勝利。4月に開催される「マスターズ」2勝目に向け、さらに調子を上げていく。

【松山英樹の米ツアー優勝歴】
2014年 メモリアル・トーナメント
2016年 ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン
2016年 WGC-HSBCチャンピオンズ
2017年 ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン
2017年 WGC-ブリヂストン招待
2021年 マスターズ
2021年 ZOZOチャンピオンシップ
2022年 ソニー・オープン・イン・ハワイ
2024年 ジェネシス招待

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