<マスターズ 2日日◇10日◇オーガスタ・ナショナルGC(ジョージア州)◇7565ヤード・パー72>
17位で迎えた2021年覇者の松山英樹は、6バーディ・4ボギーの「70」でラウンドを終えた。「いいのか悪いのか、少し判断ができないようなラウンドでした。調子は悪くないラウンドができましたが、もったいないミスが多かった」と振り返る。トータル2アンダー・16位タイで週末に進んだ。
「72」で回った初日は「グリーンは硬くなっていたし、速かった」と話していたが、この日は「きのうよりグリーンもそんなに速くなく、硬さも言うほどではなかった」とコンデションは違った。
「だからみんなスコアが伸びているんでしょうし、見た目とのギャップで少し難しかったところはあります」。出だしの1番では10メートルの下って上るラインで2メートルショートして3パット。転がりそうで転がらない、視覚と結果のズレに戸惑う場面もあった。
それでも2番パー5では、15ヤードのアゴが高い左のガードバンカーから2メートルに寄せて、下りのフックラインをねじ込みバーディ奪取。「毎年砂がないところと、フカフカのところが極端にある。2番はいい判断ができて最高のところに落とせて、最高の形になりました」と手ごたえを口にする。続く3パー4番でも49ヤードの2打目を90センチに寄せて連続バーディとし、バウンスバックした。
その後も6番で約6メートルを決めてスコアを伸ばす。最終9番では、ティショットを左の林に入れ、松葉が積もり滑りやすいライから木の間を通してグリーンに着弾。約5メートルの下りパットを沈めて、バーディ。パトロンから大喝采を受け、後半に向かった。
バックナインでは、アーメンコーナーの11番で3メートルのチャンスにつけるも入らず、12番パー3ではティショットを奥のバンカーに入れるなどボギーを喫した。「(9番は)良いバーディだったと思う。11、12で取れればなという感じだった。あのセカンドショットを考えれば」と前半の勢いをつなげられなかった悔しさもにじませた。
それでも14番で約7メートル、15番パー5では右のガードバンカーから乗せた3メートルを沈めて連続でスコアを伸ばした。最終18番はティショットを左の林に打ち込み、フェアウェイに出してから149ヤードの3打目を3メートルに乗せた。しかし、カップ手前で左に切れてしまいボギー締め。「いいパットは入っているんですけど、もう少し入ってくれたらいいなというパットも多かったし、そこはなんとも言えない」と振り返った。
単独首位に立つローリー・マキロイ(北アイルランド)は「1人が突っ走っている状況」と10打差に開いたが、2位とは4打差だ。「きのう、きょうのようなゴルフを続けるとチャンスはないですけど、数字が近づけるように頑張りたい」。2度目のグリーンジャケット獲得に向けて、少しでも差を縮める一日にしたい。(文・高木彩音)i
