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新形式の新大会は「本気のはじめの一歩」【舩越園子コラム】

新形式の新大会は「本気のはじめの一歩」【舩越園子コラム】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2017年5月2日 12時18分

米国男子ツアー「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオーリンズ」は今年から大会形式がチーム戦に変わった。米ツアーがチーム戦を採り入れたのは1981年の「ウォルト・ディズニー・ワールド・ナショナル・チーム選手権」以来、36年ぶりのこと。そして、チーム戦でフォーサムのプレー形式を採り入れたのは1968年の米ツアー創設以来、初めてだ。

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なぜ、今になってチーム戦を復活させ、フォーサム形式を初採用したのか。その答えは、米ツアーと米ゴルフ界、ひいては世界のゴルフ界のさらなる発展を願ってのことだ。

近年、ゴルフの試合と言えば、72ホール、ストロークプレー、個人戦と相場が決まっており、それ以外の形式は「経験がない」「やり方すら知らない」という選手は想像以上に多い。しかし、ゴルフの歴史を遡れば、かつてはビッグな試合ではマッチプレーで勝者を選ぶことが多かった。そして、ライダーカップやプレジデンツカップは最終日だけは個人マッチになるが、それ以外はフォーサム&フォーボールの団体戦だ。

そうした大会形式、プレー形式に準ずるものが米ツアーに1試合ぐらいあってもおかしくはないし、いろいろなスタイルの大会を創設し、選手にも観衆にも親しんでもらうことで、ゴルフの試合のバリエーションは広がっていく。

今週、優勝候補に挙げられていたジェイソン・デイ(オーストラリア)&リッキー・ファウラー(米国)、ジャスティン・ローズ(イングランド)&ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)の両ペアが予選落ちしたこと、そして日頃はあまり目立たないケビン・キスナースコット・ブラウン(共に米国)、ジョナス・ブリクスト(スウェーデン)&キャメロン・スミス(オーストラリア)のプレーオフ、マンデーフィニッシュへともつれ込み、ブリクストとスミスが勝利を挙げたことからもわかるように、新形式の大会は通常のストロークプレー個人戦とは違う形でいろんな選手にいろんなチャンスを与えてくれる。

予選落ちしたデイ自身が「予選落ちという結果はもちろん望んでいなかったけど、米ツアーのフレーバーが増えるのは良いこと」と装い新たになった今大会を高く評価していた。

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